歪み始めた時空は人類を救えるのか…『12モンキーズ』第2シーズンは“闘う女”にも注目

歪み始めた時空は人類を救えるのか…『12モンキーズ』第2シーズンは“闘う女”にも注目

歪み始めた時空は人類を救えるのか…『12モンキーズ』第2シーズンは“闘う女”にも注目(C)2016 Universal Cable Productions, LLC. All Rights Reserved.

 日本でも大人気のブルース・ウィリス&ブラッド・ピットが出演し、大ヒットしたSF映画の金字塔の同名作を基にしたドラマ版『12モンキーズ』。人類滅亡の危機が迫る2043年から、原因となる謎のウイルスが生成された2015年に行き阻止しようと展開する本作は米批評家からの評価が高く、本格的なタイムトラベル作品として話題の海外ドラマ。最新のシーズン2では、そのウイルスに深く関わる謎の組織“12モンキーズ”をメインに“時空の歪み”という危機が加わり、濃密な人間ドラマが描かれ、シーズン1以上に目が離せないスリリングな展開が待ち受けている。

 海外ドラマ『12モンキーズ』シーズン1では、滅亡しかかっている人類を救うには、過去を変えるしかないと、物理学者ジョーンズ博士が開発したタイムマシーンで2043年から2015年へと送られた主人公コールと2015年のウイルス学者ライリー博士とともに、ウイルスをばらまいた組織“12モンキーズ”を追う。

 だが、コールと共に2015年に送られた相棒で親友のラムゼやキャシーの恋人の裏切りにより、“組織”はコールたちの先を行き、2043年の未来では、12人の“灰色の男たち”がタイムマシーンを乗っ取ろうとしていた―。

 クリフハンガーなラストを受けてのシーズン2は、第1話から驚きの展開を用意し、最終話まで一気に突っ走る。シーズン1のラストで“死ぬ予定”だったラムゼの息の根を止めようと、コールとラムゼは組織から狙われる身となり、2043年では“灰色の男たち”がマシーンを使って、仲間をどこか別の時代へ送っていた。

 しかも、コールたちが過去と現在を頻繁に行き来していることで時空に歪みが生じてパラドックスが起こり、世界が壊れ始める。どうすれば、世界の崩壊を食い止めることができるのか。そして、コールとキャシーを待ち受ける、おそるべき真実とは―?

 シーズン1以上にスリリングでスピーディーに物語が動いていくシーズン2。なかでも、ひときわ存在感を放っているのが、女性の存在。特にウイルス学者のキャシーは当初、守られるタイプだったが、怪我を治療するために2015年から2043年に送られ戦闘能力を開花。任務遂行のためなら人殺しも厭わない女性へと変貌する。“闘う女性”として物語をも左右するキャシーだが、幸せいっぱいの笑顔、ふとしたときに覗かせる悲しみ、心を許せる人といるからこそ出せる涙など、女性らしさもきっちりと描かれている。そのギャップがとにかく魅力であり、そこに注目することで、また違う物語が見えてくる。

 パワーアップした女性の存在、危機も謎も倍増するシーズン2。さらに、過去と未来の行き来も増え、物語や人間関係は複雑になってくる。ゆえに、頭をフル回転する必要があるものの、それだけに見応えがあり、隅から隅まで堪能できる展開が待っている。

 また、シーズン2では映画版で精神科医キャサリン・ライリー役だったマデリン・ストーがドラマ版ではリリアン役で登場。このリリアン、どのような役柄で、どこで何を話すのか…。さらに、ドラマ版の劇中には、映画版で使用されている楽曲も流れる。映画版の熱烈ファンなら、シーズン2が興奮のシーズンとなりそうだ。

 海外ドラマ『12モンキーズ』シーズン2は、好評レンタル&発売中。

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