片寄涼太、「妹が増えすぎて困ってます(笑)」ライブ会場でも“お兄”浸透

片寄涼太、「妹が増えすぎて困ってます(笑)」ライブ会場でも“お兄”浸透

片寄涼太、「妹が増えすぎて困ってます」ライブ会場でも“お兄”浸透 クランクイン!

 「昔から、男女を問わず話していたからか、女兄弟がいそうだと言われます。実際はひとりっ子。だから今回、妹ができて嬉しかったし楽しかったですね」と笑顔を見せる片寄涼太。「GENERATIONS from EXILE TRIBE」のメンバーとして活躍しているが、14年からは俳優業へも活動の場を広げ、夜神里奈による少女コミックをベースにした映画『兄に愛されすぎて困ってます』で、土屋太鳳演じるヒロインせとかの兄“お兄”こと、はるか役でスクリーンデビューを果たした。

 まず大切にしたのは原作のキャラクターだった。「河合(勇人)監督たちとお話をして、原作のキャラクターに寄せて、ちょっと中性的な雰囲気を出すためにラインを細くしたほうがいいだろうということになりました。限界はありますけど、原作ファンの方に対しての誠意です」。結果的に、ライブもあるなかで、片寄は約3ヵ月半で8キロの減量を行った。

 「基本は運動と食事。これまで朝ごはんは食べていなかったんですが、減量中は、“完全無欠コーヒー”を取るようにしました。バターと油をたっぷり入れたコーヒーで、そのバターと油にもちゃんとこだわりがあるんです。それを1日のエネルギー源になるようにして、昼と夜はできるだけ炭水化物を取らないようにしながら、運動をしていきました」。

 監督らとひと月ほどリハーサルを行い、徐々にはるかと一体になった上で撮影に臨んだ。「せとかとふたりでスイカを食べているシーンとか、何気ないシーンが好きです。お祭りで昔の話をしたり。兄妹としての感覚を楽しむことを意識していました」という片寄。周囲からも憧れられる兄妹。しかしせとかとはるかに血のつながりはなく、その想いは変化していく。

 「お風呂のシーンは苦労しました。はるかがせとかの後ろから抱きつくんです。兄としてではなく、男としての面を出してしまう場面。監督からも溢れ出す想いを大事にしてほしいと言われて、もっと熱く! と言われて何回もやりました」。

 楽しみも苦労もあった映画デビュー作も完成。「こんなにステキな作品にしていただいて、有難いという気持ちと嬉しい気持ちでいっぱいでした。スタッフの方たちの名前がエンドロールで流れていって、当たり前ですが、みんな知っている人たちで。堪えましたけど、泣きそうになりましたね」と振り返った。

 現場ではスタッフからも共演者からも“お兄”と呼ばれていたという片寄。その効果は早くもGENERATIONSのライブでも。「すごいですよ。“お兄”って声をかけられますし、タオルに名前を書いてくれている子がいるんですけど、“お兄”って書いている人が結構います。ステージから見えるので、『おおー、“お兄”浸透してるな』って感じます」。ひとりっ子の片寄に、一気に全国に妹ができた格好だ。「そうですね。妹が増えすぎて困ってます(笑)」。

 そして最後に前向きにコメントした。「今回、お芝居をすることで言葉に乗せる感情の奥深さをより感じました。そういったことが歌やアーティスト業にも返ってくると思いますし、軽々しくは言えないことですが、チャンスをいただければ、今後もお芝居にも挑戦していきたいです」。(取材・文・写真:望月ふみ)

 『兄に愛されすぎて困ってます』は、6月30日より全国公開。

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