広瀬アリス、芸名に当初は「違和感あった」 改名がオファー舞い込むきっかけに

広瀬アリス、芸名に当初は「違和感あった」 改名がオファー舞い込むきっかけに

広瀬アリス、『氷菓』インタビュー クランクイン!

 累計230万部を突破した人気学園ミステリー「古典部」シリーズ初の実写映画『氷菓』。アニメ版も人気を博した同シリーズが、満を持しての映画化となる。本作でお嬢様女子高生・千反田えるを演じる女優・広瀬アリスが、劇中で久しぶりに着たという制服にまつわるエピソードや、自身の芸名“アリス”は授かった当初「違和感があって仕方がなかった」という思いを告白した。

 同作は、米澤穂信が手掛ける同名推理小説の実写化作品。“省エネ主義”の高校生・折木奉太郎が、廃部寸前の古典部に入部してえるに出会い、学園に潜む謎を解き明かしていく。

 同シリーズを「アニメ版で知っていた」という広瀬。今回の実写作品に関して「ミステリーを解いていくのも楽しいですし、いろいろな人の目線で見ていくのも楽しい。原作の世界観もしっかり表現されていると思います」と語る。

 広瀬が演じるのは、好奇心旺盛な女子高生・える。「自分とかけ離れて過ぎていて、全部がカワイイ」と評すも「キャラクター性が強いので、最初は監督と二人で頭を抱えながら『どうしよう、どうしよう』って悩んでいました」と役作りには苦労した様子だ。えると山崎賢人演じる折木が初めて会うシーンには特に時間を掛け、リハーサルに2日を費やしたという。

 なかでも力を入れたのは、顔の演技。「監督から『目力を絶対に強くしたい』と言われて、本番中ずっと角度とかを指示されていました。えるは『……』というセリフが多いんです。だから彼女の存在感をどうやって出すか、という点では現場で毎回苦労していました」。そうした試行錯誤の末に生まれた、えるの見どころについては「『私、気になります』のシーン。できるかぎり可愛くしたつもりなので見てほしいです」と照れ笑いを浮かべた。

 今回は、久々に制服の着用にチャレンジ。「隣に着慣れている山崎賢人くんがいると恥ずかしくて…。20歳を超えてからは着ていなかったので、とにかく恥ずかしかったです。最初は“どうしよう、スカート短いな”みたいな感じでやっていました」と振り返って笑う。

 とはいえ本作は「古典部」シリーズの初期エピソード。人気次第では、続編で再び制服に身を包むことも想定されるが…。「また着られるんだったら早めがうれしいです。とりあえずは20代前半までに。そうすれば気持ちに余裕があるかな」と笑顔を見せる。

 そう悩ましげに話す広瀬は、現在22歳。女優デビュー9年目を迎え、芸名の「アリス」も世間にすっかり浸透している。ただ本人いわく、同芸名はある日唐突に「あなたは今日から『アリス』ね」と言われてからの付き合いで、当初は「違和感があって仕方がなかった」と笑う。「カタカナに違和感がありました。『外国人でもハーフでもないし…』と尻込みしていたんです。だけど不思議なことに、改名してからお仕事のオファーが増えたんです。周囲に『アリスっぽいよ』って言われると、“顔と違和感が無いんだな”と思ってスゴく楽になりました」。

 “広瀬アリス”という名に馴染んだ今、どういう役柄に挑戦してみたいのだろう。「もっともっと、悪女とか悪い役をやってみたいです。今までの“広瀬アリス”は、ドラマでもバラエティでも天真爛漫なイメージがあるので、それを壊していきたいんです。これからもっといろいろな私を見せていければといいなと思っています」。(取材・文・写真:桜井恒二)

 映画『氷菓』は11月3日より全国公開。

関連記事(外部サイト)