三浦春馬主演、伊坂幸太郎の“初”にして“唯一”の恋愛小説映画化決定

三浦春馬主演、伊坂幸太郎の“初”にして“唯一”の恋愛小説映画化決定

三浦春馬、伊坂幸太郎原作の映画『アイネクライネナハトムジーク』で主演に ※『アイネクライネナハトムジーク』書影(幻冬舎文庫)

 俳優の三浦春馬が、映画『ゴールデンスランバー』などの原作者として知られる、伊坂幸太郎の“初”にして“唯一”の恋愛小説集『アイネクライネナハトムジーク』の実写映画化作品で主演を務めることが発表された。メガホンを取るのは“ダメ恋愛映画の旗手”と称される、新鋭監督の今泉力哉。

 本作は、2014年に発売され単行本と文庫合わせて42万部を売り上げたベストセラーを元にした純愛ストーリー。もともと原作が生まれるきっかけとなったのは、アーティスト・斉藤和義が、伊坂に“出会い”をテーマに作詞を依頼したことから始まる。斉藤の大ファンである伊坂は、恋愛モノは苦手としているが「作詞はできませんが、小説を書くことならば」と短編小説を執筆。これが第1章の『アイネクライネ』となった。原作は『アイネクライネ』に始まり『ナハトムジーク』に終わる6章の短編からなり、それぞれの登場人物に散りばめられた伏線が最終章で回収されるという展開だが、映画では、三浦が演じる佐藤という一人の男を中心に物語が描かれる。
 
 オール仙台ロケで4月から撮影が開始される本作について、主演の三浦は「作品に関われること、とても光栄に思います。この作品に登場するキャラクターが過ごす一瞬や、大切な人との言葉のやりとりが、人生の音符となり、柔らかな応援歌になるよう、監督をはじめ、スタッフ、キャスト一丸となって撮影に臨みたいと思います!」と意気込みを示す。

 また、原作者の伊坂は「『こっぴどい猫』がとても味わいのある群像劇だったので、今泉監督なら、この小説を面白い映画にしてくれるのではないかとお願いしました」と今泉監督への思いを語り、三浦についても「僕の別作品『チルドレン』のドラマにも出てくれたことがあります。また出演してもらえてうれしいです」と喜びを報告。

 さらに、今泉監督も「この映画は“出会い”について、そして“特別ではない人々”の愛や関係性についての物語です。斉藤和義さん、伊坂幸太郎さん、三浦春馬さん、というさまざまな世代の“特別な人”ととともに、どこにでもあるような悩みや、平凡だけど美しい日常を描けたらな、と思っています。楽しみます!」とコメントしている。

 映画『アイネクライネナハトムジーク』は、今冬、全国ロードショー。

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