吉沢亮、AI将棋のプログラミングに挑む『AWAKE』公開決定

吉沢亮、AI将棋のプログラミングに挑む『AWAKE』公開決定

映画『AWAKE』キャスト陣(C)2019『AWAKE』フィルムパートナーズ

俳優の吉沢亮が主演を務める映画『AWAKE』が、12月に全国公開されることが決まった。

 本作は、将棋棋士になる夢を諦めた主人公が、ふとしたことで出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見いだし、かつてのライバルと再戦を果たす青春物語。

 2015年に実際に行われ、当時、ネットユーザーや将棋ファンの間でかなりの物議を醸した棋士VSコンピュータの対局に着想を得て、山田篤宏監督が書き下ろした完全オリジナルストーリー。河P直美監督を審査員長に迎え、2017年発表された第1回木下グループ新人監督賞でグランプリに選ばれた。

 2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』主演が決定している吉沢が、これまでのイメージを覆す内気で周囲との関わりを持つのが苦手な青年・英一役を演じ、動きが少ない芝居の中で複雑な感情の変化を表現している。共演は、若葉竜也、落合モトキ、寛一郎、馬場ふみか、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まことら。

 大学生の英一(吉沢)は、かつて奨励会(日本将棋連盟の棋士養成機関)で棋士を目指していた。降格したら奨励会を去らなければならない大一番、同世代で圧倒的な強さと才能を誇る陸(若葉)に敗れてプロの道を諦め、普通の学生に戻るべく大学に入学したのだった。幼少時から将棋以外何もしてこなかった英一は、ぎこちない学生生活を始めるものの、なかなか友人もできない。そんなある日、ふとしたことでコンピューター将棋に出会う。

 独創的かつ強い。まさに彼が理想とする将棋を繰り出す元となるプログラミングに心を奪われた英一は、早速AI研究会の扉をたたき、変わり者の先輩・磯野(落合)の手ほどきを受けることに。自分の手で生んだソフトを強くしたいという、将棋以外の新たな目標を初めて見つけ、プログラム開発にのめり込む英一。数年後、コンピュータ将棋の大会で優勝した英一は、棋士との対局である電王戦の出場を依頼される。最初は申し出を拒否する英一だったが、相手がかつてのライバル・陸だと知り―。

 主演の吉沢は「将棋以外何もなかった男が、仲間との出会いや衝突、ライバルとの再会を通して、沢山の大切な物を見つけて行く青春ストーリー。勝ち負けにこだわるのか、勝ち方や負け方の誠実さ、美しさにこだわるのか。とても素敵な映画になったと思います」とコメント。

 山田監督は「『長かったなー』というのが率直な気持ちです。自分のせいが大半なんですが、もっと早くここ(デビュー)までたどり着ける気でいました。あとは、楽しんで観てもらえるかが期待半分、怖さ半分」としている。

 映画『AWAKE』は12月全国公開。

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