『恐怖新聞』“恐怖”と“癒し”の波状攻撃 目が離せない第3話を振り返る

『恐怖新聞』“恐怖”と“癒し”の波状攻撃 目が離せない第3話を振り返る

落ち込む詩弦(白石聖)を勇介(佐藤大樹)がバックハグ ◆オトナの土ドラ『恐怖新聞』第3話より(C)東海テレビ

回を増すごとに盛り上がりを見せる女優・白石聖が主演を務めるドラマ『恐怖新聞』(東海テレビ・フジテレビ系/毎週土曜23時40分)。ツッコミどころ満載の演出に、SNSでは「怖いの通り越して笑えてくる」「シャワー中に思い出したくないドラマ」と話題になっている。9月19日放送の第4話を前に、第3話の詩弦(白石)にまつわる印象的なシーンを振り返ってみよう。

 第3話は詩弦と幼なじみで同じ大学に通う桃香(片山友希)との友情が壊れる兆しから始まる。不倫の末の死傷事件を目撃し、警察署での取り調べが終わった桃香と勇介(佐藤大樹)。恐怖から震えが止まらない桃香は、勇介の服の裾をつかんで嗚咽を漏らす。が、詩弦が取調室から出てきた途端、勇介はその手を払って詩弦の元へ。勇介に肩を抱かれて歩く詩弦の背中をじっと見ている桃香だが、その目に不穏な空気を感じる…。

 その後、自宅マンションに戻った詩弦。ベッドに横になるも思い出すのは、死に際の父・蔵之介(横田栄司)と、父の死後に母・歌子(黒木瞳)が放った言葉「お前のせいだ」。リフレインするその言葉に嫌な汗をかき、うなされて、眠れない夜を過ごす。

 そんな詩弦を癒すのは、もちろん勇介。今回も「突然来てごめん」と詩弦の部屋に訪れ、30秒も経たずにバックハグ。そして「もし抱えきれないほどの苦しみがあるなら、俺が一緒に背負うから」と男前なことを言ったり、詩弦に内緒で実家を訪れ、歌子に「詩弦をちゃんと見て欲しい」と訴えたり、詩弦のためにカウンセラーを調べたりするのだ。

 そんな癒し&男前シーンに視聴者がほっとしていると、場面は変わって大学に。友人らと楽しげに話しながら教室に現れた桃香に詩弦が声をかけた途端、桃香は苦々しい顔に。2人で話をするも「詩弦のせい…詩弦が私の人生を滅茶苦茶にした!」と責め立てられる。

 その後、バイトの配達を終えた詩弦が自転車に乗ろうとすると、風が吹き足に何かが絡みつく。新たな恐怖新聞だ。さらに公衆トイレに寄った詩弦は手を洗い鏡を見ると、髪に1本の白髪を見つける。冬夜(猪野学)が言った“寿命を吸い取る新聞”が頭をよぎる。

 その後も何度も襲って来る新聞の恐怖から「助けて、神様」と祈っていると、ガチャリと自宅の玄関ドアが解錠。ゆっくりとドアが開くのを見た詩弦は、部屋の隅にうずくまって耳を塞ぐ。震えるその肩に手が伸び、つかまれて絶叫する詩弦。しかし、それは歌子だった。泣きながら事情を話す詩弦に、歌子は恐怖新聞の存在を信じることにした。

 母娘の和解が描かれる中、突然ベランダの窓ガラスに何かがぶつかる音がする。詩弦が見に行くと白いカーテンに長方形のシルエットが。恐怖新聞が貼り付いているではないか! 新聞が予言した児童虐待死事件を防ぐべく、詩弦と歌子は刑事の篠崎(駿河太郎)に協力を求め、動いていく…。

 壊れゆく友情。時と場所を変え執拗に届く恐怖新聞。その合間に詩弦に訪れる勇介や母との癒しの時間。第3話では“恐怖”と“癒し”の波状攻撃が展開された。

 第4話では、独特の存在感がさまざまな憶測を呼んでいた詩弦の隣人・鬼形礼(坂口涼太郎)の正体と恐怖新聞の秘密が明らかに。さらに弱り切った詩弦の心に追い討ちをかける出来事が…。

 オトナの土ドラ『恐怖新聞』第4話は、東海テレビ・フジテレビ系にて9月19日23時40分放送。

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