『ダニエル』脳を刺激する映像美 イライジャ・ウッド率いる気鋭スタジオ「Spectre Vision」に注目

『ダニエル』脳を刺激する映像美 イライジャ・ウッド率いる気鋭スタジオ「Spectre Vision」に注目

映画『ダニエル』場面写真(C)2019 DANIEL FILM INC. ALL RIGHTS RESERVED.

ティム・ロビンス&スーザン・サランドンの息子マイルズ・ロビンスと、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリック・シュワルツェネッガーが共演するスリラー映画『ダニエル』が、2月5日より公開される。製作を手掛けたのは、俳優のイライジャ・ウッド率いる気鋭スタジオ「Spectre Vision」。これまで圧倒的なセンスの映像美で魅了する数々の作品を手掛け、「A24」に続き注目を集めている「Spectre Vision」に注目してみよう。

 主人公ルーク(マイルズ)にしか見えない“空想上の親友(イマジナリー・フレンド)”だったはずのダニエル(パトリック)が、次第にルークの心身を“侵食”していく様を、脳を刺激する圧倒的な映像センスで描く本作。

 製作を手掛けたSpectre Visionを2010年に設立したのは、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどで知られる俳優イライジャ・ウッド。ハリウッド随一のホラー・スリラーファンでもあるイライジャは、現在はプロデューサー業を中心に活躍。自身が主演も務めた『ブラック・ハッカー』(2014)、『ゾンビスクール!』(2014)、『マンディ 地獄のロードウォリアー』(2018)、『カラー・アウト・オブ・スペース ‐遭遇‐』(2019)など、これまで10本近くもの作品を手掛けてきた。

 それらの作品の多くで見られるのが、一度観たら忘れられない、思わず見惚れてしまうような圧倒的センスが光る“映像美”。本作でもその唯一無二のセンスは健在で、一足早く作品を鑑賞した人々からは、「少しずつ色濃くなる不穏な空気に予想外の展開と、色彩が印象的」「美少年2人の友情に見惚れていたら、想像を超える狂気の世界! 少しずつ侵食していく感覚が面白い」「途中から脳を揺さぶる急展開、予想なんか振り落とされました」と、早くもその世界観に魅了される声が続出している。

 イライジャとタッグを組み本作のメガホンを取ったのは、次世代のスリラー/ホラーの担い手として期待を集めるアダム・エジプト・モーティマー。イライジャについてモーティマー監督は「高いスキルやコネクションと非の打ちどころがない“センス”を持ち合わせ、パートナーのダニエル・ノア(製作)やリサ・ウォーレン(製作)らと一緒に制作会社Spectre Visionで素晴らしい仕事を続けてきました」と称賛。
 
 さらにSpectre Visionについては「彼らは“ジャンル映画は深く感情的であるべきで、特に奇妙なものでなければならない”ということを理解してくれている素晴らしい会社」と説明し、「キャリアの中で、たくさんの最高な映画製作者たちと仕事してきたイライジャの考えを聞くことは、いつも刺激的で参考になります」と感謝を述べる。

 続けて「最初の映画を作ろうとしていた時から、ずっとイライジャと一緒に仕事をしたいと思っていたのですが、幸運にも、彼と彼のパートナーがそれに応えてくれて、本作でも素晴らしいパートナーシップを築くことができました」と喜びを語り、最後は日本の観客に向けて「圧倒的な没入感を創るために、音は容赦なく、色彩は豊かで具体的で、感情は渦巻くように吸収され、恐怖が増していく…そんな映画ができました。日本のみなさんにも、安全に、劇場の大画面で堪能してもらえることを願っています」とメッセージを寄せている。

 映画『ダニエル』は2月5日より全国公開。

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