最終話目前『ワンダヴィジョン』これまでのあらすじ総振り返り!【ネタバレあり】

最終話目前『ワンダヴィジョン』これまでのあらすじ総振り返り!【ネタバレあり】

ドラマ『ワンダヴィジョン』最新キービジュアル(C)2021 Marvel

マーベル・スタジオが贈る初のオリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』の第8話が先週金曜日に配信となった。全9話で制作された本作は、ついに今日が最終回。第1話の配信時には想像もできなかった衝撃的な展開が毎週続き、多くのファンから熱い視線が注がれている本作。いよいよそのすべての謎が明かされるのか…!? 来る最終話を前に、第1話から衝撃的な終わり方を迎えた第8話までを一気に振り返る。(以下、ネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください)。

●第1話「公開収録でお送りします」

 物語はスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフとヴィジョンが長い恋愛の末、晴れて結婚し、郊外の街へ引っ越してくるところから始まる。新居に暮らし、仕事に向かうヴィジョンや家事に励み隣人のアグネスと楽しく会話するワンダなど、絵にかいたような幸せな夫婦生活を送る2人。ある日の朝、ワンダはカレンダーのハートマークを見てヴィジョンに「今夜は記念日」とウキウキ。しかし、ヴィジョンはいったい何の記念日だったのかを思い出せない。ワンダに聞くこともできずに仕事に向かうが、そこで上司であるハート氏から家でもてなす日だということを告げられる。「カレンダーのハートマークはこれだったのか!」と気づくヴィジョン。

 一方そのころ、隣人のアグネスが訪問してきたワンダは、「今夜は2人の記念日」と話すが、結婚指輪もなく、何の記念日だったのかも答えられずに困惑してしまう。そして夜、ヴィジョンとともにハート夫妻が2人の家へ。しかし2人の記念日だと思っているワンダはセクシーな服で出迎えてしまう。慌てて隣人アグネスの力を借りて夫妻をもてなす2人だが、なぜこの街に引っ越してきたのかという当たり前の質問にも答えられない。答えを急かすハート氏がだんだん怒りはじめるが、急にのどに食事を詰まらせて倒れてしまう。すぐに助けない2人に、ハート夫人は「やめて…やめて…やめて…」と笑顔で繰り返す。

●第2話「チャンネルはそのまま」

 ベッドで眠る2人は、外で聞こえた物音で目を覚ます。怖がるヴィジョンが窓の外を見ると木の枝が窓にぶつかっていたのだ。翌日、町内の見回りを増やしてもらおうとヴィジョンは男性陣の集まりへと出かける。一方ワンダは物音で外に出ると、庭にヘリコプターのおもちゃが落ちているのを見つける。第1話からモノクロで描かれてきたストーリーが、このヘリコプターだけカラーで描かれている。ワンダは昨夜の物音の正体を疑い始めるが、、そこに隣人アグネスが登場し、町内会の重鎮であるドッティに挨拶に行くことになる。当時の女性らしさの代表格のようなドッティとかみ合わないワンダ。さらにそこで、同じく街の住人であるジェラルディンという女性と知り合う。ドッティから「あなたは信用できない」といわれてしまったワンダは、どうにか仲良くなろうと試みるが、その時ラジオからワンダを呼ぶ声が聞こえる。「誰が君に指示をしているのか?」とラジオから問いかけられて硬直するワンダだが、次の瞬間ラジオは爆発してしまう。
 
 ドッティから拒絶されてしまったワンダだが、ヴィジョンとともに子供たちのチャリティを目的としたステージでマジックショーを披露する。ガムを飲み込んで動きがおかしくなってしまったヴィジョンを何とかごまかしながら無事にショーを終えると、観客からは大喝采! ドッティからの信頼も得た2人は、「すべては子供達のために」と喜び合う。同時に、徐々にワンダのおなかが大きくなり始め、ヴィジョンとの子供を妊娠していることが判明。そしてまたしても外で物音がし始め、2人が家の外にでると、道路のマンホールから防護服姿の養蜂家が出現する。その瞬間、ワンダが「ダメ」というと、シーンは急に2人で妊娠を喜ぶシーンにスキップ!この世界がワンダの意思によって作り出されることが徐々に明らかとなってくるが、“外部” の人物と思わしき存在も見え隠れし始め、一体この世界が何のために作られたのか謎が深まる展開となった。

●第3話「カラー放送」

 妊娠4か月と診断されたワンダだが、おなかの子供は異様なスピードで成長し、なんと3日後には生まれそうという急展開! 子供部屋を作り、ベッドを用意して…と急いで出産の準備を始める2人だが、お腹の子供は2人が思う以上の速さで成長していく。陣痛でワンダのパワーが暴走し、家電は勝手に動きだし、ついには近所を巻き込んで停電を起こしてしまう。家の中で雨が降ったり、子供部屋に書かれたコウノトリの絵が本物の鳥に変わったりと不可解な出来事が続発するなか、ヴィジョンは慌ててバミューダ諸島に旅行に行こうとする医者を引き留める。そこにジェラルディンが訪問し、ワンダはコートを着たりフルーツでお腹を隠したりと必死で妊娠を隠そうとするのだが、ついに妊娠がばれてしまう。さらに、ヴィジョンが医者を連れてくる前にいよいよ生まれそうな状態に。ジェラルディンの助けを借りて、ワンダは無事に双子のビリーとトミーを出産。双子の赤ちゃんを見たワンダはようやく落ち着きを取り戻すが、ここで自分も双子だったこと、ピエトロという弟がいたことを思い出す。

 ピエトロの存在を思い出したワンダに向かって、ジェラルディンが急に「ウルトロンに殺された。そうでしょ?」と語りだす。ジェラルディンがつけているネックレスの文様がS.W.O.R.D.のマークだと気づいたワンダ。だがここで急にシーンは飛ばされ、ヴィジョンが医者を連れて帰って来た時にはすでにジェラルディンの姿が消えてしまっていた。「急用で帰った」というワンダに疑問を持つヴィジョン。一方でジェラルディンは、見えない力でウエストビューからはじき出され、ワンダたちがいる世界とは違う現実世界へと放り出されてしまう。
 
 ようやくワンダたちがいる世界が、誰かの仮想世界ではなく現実に存在する世界だということが明らかに。ウエストビューという町自体が見えない壁で区切られて、ワンダとヴィジョンのシットコムの世界を作り出していたのだ。

●第4話「番組を中断します」

 ワンダたちの世界から現実世界へと追い出されてしまったジェラルディンを追う第4話では、ついに物語が『アベンジャーズ/エンドゲーム』と直結。現実に戻った彼女は、自分がS.W.O.R.D.の調査員で、自分の名前がモニカ・ランボーだということを思い出す。第4話はこれまでのワンダとヴィジョンの世界ではなく、現実世界に戻ったモニカをメインに描かれる。
 
 『アベンジャーズ/エンドゲーム』で起きたサノスのデシメーションによって人類の半数が消滅してから5年後。デシメーションで消滅していたモニカはがんを患う母親に付き添っていた病院で復活するも、そこではすでに5年の年月が経過していた。すでにがんを再発した母親は亡くなっており、S.W.O.R.D.に戻るも自分の入館カードが使えなくなっているなど、自分が消えていた間に世界が進んでいたことを知らされる。混乱するモニカだが、そこにFBIのウー捜査官からおかしな現象を一緒に調べてほしいと打診される。向かった先は、ウエストビューという田舎町。そこでは多くの住人が一気に行方不明になったどころか、周辺の住人もそもそもウエストビューという町自体を知らないと言い出している。不審に思ったモニカだが、ウエストビューに近づくと見えない壁があることに気づく。そしてモニカが壁に触れると、そのまま飲み込まれてしまった…!
 
 ワンダとヴィジョンがいた世界が現実から切り離されて別の町を作り出していることが明らかになると同時に、S.W.O.R.D.もこの異変に本格的に動き出す。ウエストビューの周辺に臨時の基地を作り、ドローンを送り込むと、同時に科学者のダーシー・ルイスも呼び出される。壁の向こうから電波が出ていることを察知したルイス博士がその電波をテレビに映し出すと、なんと第1話のシットコムが放送されていた! どうやらワンダが見たヘリコプターのおもちゃは、S.W.O.R.D.が送り込んだ偵察用のドローンが変化したもの、そしてマンホールから現れた養蜂家は防護服を着た捜査官で、それぞれ外部のものが都合のいいように書き換えられてしまっていたことが判明する。このシットコムはいったいだれが何のために放送されているのか!? ワンダとヴィジョンの世界にさらに謎が深まる展開に。

●第5話「問題エピソード」

 現実世界の状況が明らかになったが、再び舞台はワンダとヴィジョンによるシットコムの世界に戻る。双子が生まれ、ワンダとヴィジョンが子育てに励むことに。子供たちを泣き止ませようにもワンダの力は全く通用せず、子供たちに振り回されて限界を迎える2人だが、そこにちょうど隣人のアグネスがやってくる。アグネスの存在やこの世界に疑問を持ち始めるヴィジョンだが、ここで乳児だった子供たちは一気に5歳に成長! さらに、子供たちは拾ってきた犬を自分たちで飼うには幼すぎる、とワンダに言われたことによりなんと10歳まで一気に成長してしまう。子供たちが一気に成長しても何も言わない隣人のアグネスに対して気を許しているワンダは、自分の力を隠すことなく使い始め、ヴィジョンは徐々にワンダと気持ちのずれを感じ始める。さらに、ヴィジョンの周囲もおかしな動きを見せ始め、同僚から「助けてくれ」と縋りつかれる一幕も。この世界の住人は誰かに洗脳されて演じさせられていることが明らかになってくる。

 その一方で、現実世界ではS.W.O.R.D.の長官であるヘイワードが、モニカやウー捜査官たちに、9日前にワンダがS.W.O.R.D.に乗り込み、ヴィジョンの遺体を連れ去った映像を見せていた。ワンダはヴィジョンの遺体を生き返らせるためにウエストビューの世界を作り出したのか? さらにモニカは、自分がウエストビューにいた時の服が、実はもともと自分が着ていた防弾の素材がそのまま使われていたことに気づく。幻覚を見せられているのではなく、実際の物質を変化して作り出されていたのだ! そこでモニカはワンダとヴィジョンと同じ時代である1980年代に作られたドローンを送り込み、同じ時代に存在したドローンは、書き換えられることなくワンダの前に現れることを確認する。しかし、モニカが意図しない形でドローンはワンダを攻撃。ワンダはついにモニカたちがいる現実世界に姿を現し、これ以上干渉しないように警告を残して去っていく。
 
 やはり、この世界はワンダが作り出したものだったことが明らかになるが、最後にワンダが予想もしなかった人物が現れる。それはかつてワンダが失った双子の兄ピエトロの登場…と思いきや、現れたのはX‐MENシリーズのピーター(クイック・シルバー)演じる、エヴァン・ピーターズだった!

●第6話「ハロウィーンの不気味な夜に」

 5話の最後に現れたピエトロもすっかり家族の一員としてなじみ、仲良くハロウィーンの準備をするワンダたち。舞台は完全に2000年代のシットコムの世界になっており、ワンダとヴィジョン、双子の子供たち、さらにワンダの元に帰ってきたピエトロがハロウィーンの仮装に身を包み、お祭りのような雰囲気でにぎわっている。ワンダはマーベル・コミックで知られる“スカーレット・ウィッチ”の定番の衣装を身に着け、ヴィジョンやピエトロ(クイック・シルバー)もそれぞれコミック版のコスチュームを披露。双子の内のひとりビリーはコミックの“ウィッカン”というヒーローの衣装を身に着けており、いよいよ町へ繰り出す。しかし、ヴィジョンはこの街を操っているのはワンダではと疑い、ついにひとりでウエストビューを調べ始める。町の中心部から離れるほどに、それまでは普通に暮らしていた町の人々のうごきがまるでおもちゃのように単調になり、話しかけても応答する気配を見せない。ヴィジョンはますますワンダとこの世界に疑惑を持ち始める…。
 
 一方で、ハロウィーンを楽しんでいたワンダも、ピエトロから「いったいどうやってる?」と、この世界を操っている方法を質問される。しかし、ワンダはこの世界を作り出した方法は自分でもわからないと答える。現実世界ではそのころ、モニカたちはヘイワードの動きが怪しいことに疑問を抱き、3人だけで独自に調査を開始する。そしてルイスの調査によって、実はヘイワードがずっと前からワンダとウエストビューを独自に監視していたことを突き止める。ヘイワードは極秘の作戦を開始。そしてついに一人でウエストビューを調べていたヴィジョンはこの世界から抜けだし、現実世界に足を踏み入れる。現実世界に出てしまうことで命の危険に晒されたヴィジョンを救いたいという一心で、ワンダの力が暴走。覚醒した彼女の強大なパワーはウエストビューの外の世界をも飲み込み始め…。

●第7話「第4の壁を破って」

 かつてマーベル・コミックの『デッドプール』で繰り広げられた、第4の壁といわれる観客に向かって劇中から突然話しかけるユニークなスタイルで始まる第7話。ヴィジョンの危機に自分の能力を暴走させてしまったことへの“言い訳”をワンダがカメラに向かって語り掛ける。一度はウエストビューから外に出ようとしたことで命の危機を迎えたヴィジョンだが、ワンダの能力によって再びウエストビューの中にもどってしまう。同時に、ウエストビューの世界が拡大したことにより、逃げ遅れたS.W.O.R.D.のメンバーたちはウエストビューの中でサーカス団に変えられてしまっていた。記憶をなくしサーカス団の一員になっていたルイス博士は、ヴィジョンの力によって元の記憶を取り戻し2人でこの世界の謎を追うことに。しかし、2人は行く先々で妨害に会い、その行く手を阻まれてしまう。

 そして、ウエストビューの拡大から逃れたモニカは、ワンダを救うために再びウエストビューへ戻ろうと試みる。しかし、ワンダの心と同じように見えない壁はモニカの侵入を拒んでしまう。ワンダにもう会うことはできないのか? と思ったが、ついにモニカが”覚醒“する。悲しみを乗り越え、覚醒した“モニカ”。再びウエストビューでワンダの前に現れるが、ワンダはモニカを排除しようと攻撃する。覚醒したモニカは、「悪者にされないで」と訴えるが、ワンダには通用しない。そしてそこに、隣人アグネスが介入する。ワンダはモニカよりもアグネスを信用し、彼女の家へと向かうが、そこに預けたはずのビリーとトミーの姿はなく、物々しい雰囲気の地下室でワンダはアグネスの正体を知ることとなる…! なんと隣人のアグネスは、魔女アガサだったのだ!「この町で魔法使いは自分だけだと思ってた?」と話し始めるアガサに呆然とするワンダだが、同じ魔女として強大な魔力を持つワンダに興味を持ち、「どのようにしてこのウエストビューの世界を作り上げたのか?」と追求し始める…。

●第8話「前回までは」

 アガサの能力によって、ワンダは自分の幼少期からの記憶をたどることに。第1話から続いてきたシットコムの展開はもはや片りんもなく、世界は完全にワンダが活きる現実世界とリンクする形となった。これまでのシットコムらしい明るく愉快な物語の根底にあったワンダの悲しい過去が徐々に明らかになっていく。幼少期の家族との楽しい時間、そしてその団欒(らん)を一瞬にしてミサイルが地獄へと変えてしまったことや、ヒドラの人体実験により能力を手に入れたこと、双子の兄ピエトロを失って悲しみに暮れたときに支えてくれたヴィジョンの存在、そして『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』での最愛の人との別れ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後、世界に平和が戻っても自分の大切な人々は戻らない残酷な現実…。
 
 幼少期から大切な人と平穏に幸せに暮らしたいという儚い願いを抱いてきたワンダ。ワンダはヘイワードからヴィションの遺体が今後兵器として使用されないようにするために細かく解体され、葬られることを知る。悲しみを深くする彼女だが、それがヴィジョンの望みだということも知り、S.W.O.R.D.を後にする。そして向かったのは、普通の田舎町であるウエストビュー。その住宅街の一角にあった空き地は、ヴィジョンが戦いの後にワンダと静かに過ごすために購入した土地だった…。彼女の切ない想いがたびたび裏切られ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後、悲しみを抱えきれなくなったワンダは、ついに彼女の強大なパワーを暴走させ…。
 
●いよいよ最終話!

 ついにウエストビューの謎が明らかになり、いよいよ最終話でワンダはどんな決着を迎えるのか? 毎週大きな衝撃が待ち受ける本作は今日の配信がついに最終回となる。

 ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』はディズニープラスで独占配信中。最終話は本日17時配信。

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