版権の所在不明だった“幻の映画”5年ぶりに日本公開へ

幻の台湾映画『星空』が日本公開へ 主役は『ミラクル7号』などのシュー・チャオ

記事まとめ

  • “幻の台湾映画”『星空』が約5年の時を経て日本に再上陸することが明らかになった
  • 監督は『九月に降る風』『百日告別』などのトム・リン氏、主役はシュー・チャオ
  • 2012年の大阪アジアン映画祭で好評も、日本の版権の所在が不明で一般公開されなかった

版権の所在不明だった“幻の映画”5年ぶりに日本公開へ

版権の所在不明だった“幻の映画”5年ぶりに日本公開へ

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 2012年に大阪アジアン映画祭の特別招待作品として上映されて好評を博したものの、日本の版権の所在が不明だったために一般公開はされていなかった“幻の台湾映画”『星空』が、約5年の時を経て日本に再上陸することが明らかになった。

 本作は、台湾の国民的人気絵本作家ジミー・リャオのベストセラー作品を、『九月に降る風』『百日告別』などのトム・リン監督が実写映画化した作品。たくさんの美術品が置かれた家で暮らしているものの、美術商の両親は出張がちで離婚も秒読み状態という孤独な少女が、同じように孤独な男子転校生と出会い、この世で最も美しい星空を一緒に見るために家出するというストーリーだ。チャウ・シンチー監督の『ミラクル7号』で男の子にふんしていた若手女優のシュー・チャオが主役を務めている。

 台湾映画史に残る傑作として多くのファンが日本での封切りを待ちわびていたが、日本における版権の所在不明というまさかの事態によって、長らく一般公開されることのなかったこの作品。ゲストボーカリストとして参加したシンガーソングライターの湯川潮音は、「主人公の少女の儚さや透明感が物語全体に星のように煌めいていました。夢と現実が交差する世界。歌で参加できて嬉しいです」とコメントを発表している。(編集部・海江田宗)

映画『星空』は10月28日より新宿K's cinemaほか全国順次公開

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