『デッドプール2』撮影現場で死亡事故…バイクスタント中

『デッドプール2』撮影現場で死亡事故…バイクスタント中

画像は前作『デッドプール』より - Twentieth Century Fox Film Corporation / Photofest / ゲッティ イメージズ

 現地時間14日、映画『デッドプール』続編の撮影現場でスタントドライバーがバイクのスタント中、死去した。撮影地のカナダ・バンクーバー警察が発表した。撮影はすぐに中止されている。

 Deadlineによると、亡くなったのはジョイ・“SJ”・ハリスさん。アフリカ系アメリカ人女性として初のプロロードレーサーとなった人物で、ロードレースの経験は豊富ながら、映画のスタントパフォーマーを務めたのはこれが初めてだった。担当していたのは女優ザジ・ビーツふんするミュータント・ドミノのバイクスタントで、目撃者はハリスさんがスタント中にバイクのコントロールを失い、バンクーバー市内のオフィスビルの窓ガラスに衝突したと語っている。コーナーに差し掛かり減速すべきときに、加速していたように見えたという。撮影のためヘルメットはかぶっていなかった。

 先週末に丸2日かけてリハーサルを行い、当日も撮影前に5回以上練習をしていたと明かすのはスタジオの製作関係者。クルーの一人は「スケジュールが詰まっていて、皆疲れ果てていました」と週末の休みもなく、16時間労働の日が続いていたと証言しているが、スタジオの製作関係者は、バンクーバーでの1日の撮影は12〜13時間で、15時間を超える日は約3週間前に2回しかなかったとこれを否定している。

 自身も数多くのハリウッド大作でスタントを務めてきた監督のデヴィッド・リーチや、配給の米20世紀フォックスは、ハリスさんの死を悼むコメントを発表。主演のライアン・レイノルズも「今日、僕たちは『デッドプール』の撮影中にクルーの一人を悲劇的に失いました。心を引き裂かれ、ショックを受け、ボロボロになっています。ですが、彼女の家族や愛する人々が感じている深い悲しみと痛みとは比べ物にならないでしょう。僕の心は彼らと共にあります」とツイートしている。

 北アメリカでは先月、テレビドラマ「ウォーキング・デッド」のスタントマン、ジョン・バーネッカーさんが地上約7メートルのバルコニーからの転落シーンで事故に遭い、死去したばかりだった。(編集部・市川遥)

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