『キングスマン』続編、タロン&監督は当初乗り気じゃなかった?

『キングスマン』続編、タロン&監督は当初乗り気じゃなかった?

『キングスマン』の世界的ヒットでスターの仲間入りを果たしたタロン・エガートン

 世界中で大ヒットした『キングスマン』の続編『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2018年1月5日 日本公開)について主演のタロン・エガートンが、9月12日(現地時間)ニューヨークのAOL開催イベントで語った。

 ロンドンの高級テーラーを隠れみのにしたスパイ組織「キングスマン」の活躍を描いた本シリーズ。続編では、謎の組織「ゴールデン・サークル」のボス、ポピー(ジュリアン・ムーア)によって、その根城がつぶされてしまう。残ったのは、かつてハリー(コリン・ファース)にスカウトされ一流エージェントに成長したエグジー(タロン)とメカ担当のマーリン(マーク・ストロング)だけという中、二人は敵を追い、同盟組織「ステイツマン」の協力を求めてアメリカへ渡る。監督はマシュー・ヴォーンが続投。

 ヴォーン監督がこれまで続編を製作したことがなかったということもあり、最初は出演をためらったというタロンは「マシューは『キック・アス』がヒットしたときも続編を手掛けず、僕にはその理由がわからなかったんだ。彼が今作のキャラクターを気に入っているのは理解していたし、僕とまた仕事をしたかったのかも(笑)」と冗談を交えつつも「『キングスマン』シリーズは彼の構想によるものだから、まだ他の人にシリーズを委ねることはできなかったのかもしれないね。彼は、『あらゆる角度で前作よりもスケールを大きく描け、よりクレイジーな内容ならば監督をする』とプロデューサーに言っていて、それで僕もやる気になったんだ」と答えた。タロンにとっても、全てが前作を超えることが出演の重要な条件だったそうだ。

 今作の設定は前作から半年後となっており、「その間にエグジーは三つの任務を完了しているんだけど、冒頭でいきなり『キングスマン』の根城が爆破されるんだ。エグジーとマーリンは、なぜ根城がつぶされたのか調査する過程で、アメリカ・ケンタッキー州にある同盟組織『ステイツマン』の存在、彼らにはすごい技術があり、熟練したスキルを持つ男がいることを知るんだ。『キングスマン』は高級テーラーだけど、『ステイツマン』はウイスキーの醸造をしているんだよ」と続編ならではの新設定を明かした。

 最後の壮絶なアクショーンについては「あのシーンを撮る上で、多くの計画が練られたんだ。そのスタイルと技術は、前作の有名な教会の戦闘シーンで、ずっとショットが回転しているものと同じだよ。もちろんある程度CGも含まれるけれど、最終的な映像はかなり素晴らしいんだ!」と自信をのぞかせた。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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