ブレイク必至の清野菜名、運命の役との出会いで飛躍

ドラマ『トットちゃん!』で黒柳徹子を演じる清野菜名の演技が絶賛されブレイク必至か

記事まとめ

  • 連続ドラマ『トットちゃん!』(テレビ朝日)で黒柳徹子を演じ注目されている清野菜名
  • 映画『パーフェクト・レボリューション』で共演のリリー・フランキーも清野を絶賛した
  • リリーは「黒柳さんと清野演じる映画の主人公のミツは近いものがある」と言った

ブレイク必至の清野菜名、運命の役との出会いで飛躍

ブレイク必至の清野菜名、運命の役との出会いで飛躍

清野菜名 - 写真:中村嘉昭

 10月から放送される連続ドラマ「トットちゃん!」(テレビ朝日)で黒柳徹子を演じることでも注目されている女優・清野菜名が、新作映画『パーフェクト・レボリューション』(9月29日公開)で精神的な障害を抱える風俗嬢という難役に挑戦。特に共演したリリー・フランキーは「この年齢でこの人にしかできない芝居をする」と絶賛。まさにブレイク必至の清野が、自身のパーソナルな部分や、女優としての成長について語った。

 清野といえば、映画『TOKYO TRIBE』や『東京無国籍少女』など、切れ味抜群なアクションを持ち味とした若手女優という印象があったが、本作では、ピンクの髪に奇抜なファッションの、たまたま訪れたトークショーでリリー・フランキーふんする脳性麻痺の障害者クマに一目惚れし、その思いを全身全霊でぶつける、かなりぶっ飛んだ女の子を演じた。

 「台本を読んだときから、自分のなかでミツ像が動き出すほどフィットしていました。わたしは、興味があるものに対しては思い切り頑張れるタイプなのですが、ミツというキャラクターにはすごく惹かれて近づきたいという思いが強かったんです」と自身の知的好奇心を強く刺激する役柄だったことを明かす。

 共演したリリーは「もう野生児ですよ」と清野の人柄に触れると「ものすごくみずみずしいお芝居をする人。同じことを2回やらない人で、こんな人見たことないです」と潜在能力の高さを指摘する。

 こうした評価に対して清野は「ミツという役は自分が心底やりたいと思ったキャラクターなんです。もちろん仕事によって手を抜くというわけでは全くないですが、今回は特に自分の内から出てくるものがすごくて、何かいつもと違うという感じだったんです」と役柄に没入していったことを明かす。

 なぜそこまでミツという役柄に清野はのめり込んでいったのかーー。「ミツって、こうするんだって決めたことに対してまっすぐで100パーセント素直。そこが可愛いと思ったし、わたしも自分自身の感情には素直なんです」。

 “素直”というキーワードについて、リリーは「本当にこの人は性格が素直でストレートなので、覚えたセリフをしゃべっているのではなく、反射的に出てきている感じがする。だから、彼女の言葉に対して、いとおしいと思ったり、本気でむかついたりするんです」と抜群の相性であったことを強調する。

 “野生児”“素直”“唯一無二”と魅力的な特性を挙げられた清野だが「これまで暗い役とか重い役も結構あったのですが、そういうキャラクターって感情がほとんどゼロに近いかたちのままで終わるんですよね。でも今回のミツという役は、ゼロと100という、非常に振り幅が大きな役。過去100まで振り切った役を演じたことがなかったので、ちょっと躊躇する場面もありましたが、実際演じてみて、タガが外れた気がしました」と本作との出会いに感謝する。

 10月2日から放送される連続ドラマ「トットちゃん!」では、あの黒柳徹子を演じる。リリーが「黒柳さんとミツは近いものがありますよね」と言えば、清野は「黒柳さんも若いころはお転婆で『ワー』ってなる人だったようなので、自分の100を知ることができたことは大きかった。しっかり演じていきたい」と意欲を見せていた。(取材・文:磯部正和)

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