『キングスマン』続編、前作超えで首位デビュー!【全米ボックスオフィス考】

『キングスマン』続編、前作超えで首位デビュー!【全米ボックスオフィス考】

エグジーもすっかり一人前! - 映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』より - (c) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

 先週末(9月22日〜9月24日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、スマッシュヒットを記録したスパイアクション映画の続編『キングスマン:ゴールデン・サークル』が興行収入3,902万3,010ドル(約42億9,253万1,100円)で首位デビューを果たした。前作『キングスマン』のオープニング興収(3,620万6,331ドル・39億8,269万6,410円)を上回る好成績だ。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)

 『キングスマン:ゴールデン・サークル』が描くのは、スパイ組織「キングスマン」の本拠地が爆破され、アメリカへと渡るエグジー(タロン・エガートン)たちの姿。コリン・ファース、マーク・ストロングらおなじみのメンバーに加え、アメリカ版キングスマンというべき「ステイツマン」のエージェント役でチャニング・テイタムら新たなキャストも出演する。マシュー・ヴォーン監督はスピンオフなど『キングスマン』ユニバースの構想も明かしており、それは今後どれだけ数字を伸ばせるかにかかってくる。

 3週目の『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』はワンランクダウンの2位。累計興収は2億6,609万6,375ドル(約292億7,060万1,250円)に達し、1973年の『エクソシスト』(最終興収2億3,290万6,145ドル・256億1,967万5,950円)を抜いてR指定ホラー映画で最大のヒット作となった。

 初登場組では『レゴ (R) ニンジャゴー ザ・ムービー』が興収2,043万3,071ドル(約22億4,763万7,810円)で3位、ドイツのホラー映画『デッド・フレンド・リクエスト』が興収200万2,863ドル(約2億2,031万4,930円)で7位と振るわず。『レゴ (R) ニンジャゴー ザ・ムービー』は『レゴ』シリーズで最低のオープニング興収となったが、そもそもテレビアニメシリーズの劇場版ということで前2作よりも客層が絞られたといえる。ボストンマラソン爆弾テロにより両脚を失った男性の実話を基にした『ストロンガー(原題) / Stronger』(ジェイク・ギレンホール主演)は限られた館数での公開ながら、8位に食い込んだ。ボストンでの興行成績が極めて良かった。

 1館あたりの興収ランキングでは、英ヴィクトリア女王(ジュディ・デンチ)とインド人の使用人の友情を描いた『ヴィクトリア・アンド・アブドゥル(原題) / Victoria and Abdul』が1位、エマ・ストーンが実在のテニス選手にふんした『バトル・オブ・ザ・セクセス(原題) / Battle of the Sexes』が2位、世界で初めて全編が動く油絵で構成されたアートサスペンス『ゴッホ 最期の手紙』が3位と奮闘。いずれも今後の拡大公開が予定されている。

 今週末は、トム・クルーズ主演のクライムスリラー『バリー・シール/アメリカをはめた男』や、『フラットライナーズ』(1990)のリメイク版などが公開される。(編集部・市川遥)

9月22日〜9月24日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『キングスマン:ゴールデン・サークル』
2(1)『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』
3(初)『レゴ (R) ニンジャゴー ザ・ムービー』
4(2)『アメリカン・アサシン(原題) / American Assassin』
5(3)『マザー!』
6(4)『ホーム・アゲイン(原題) / Home Again』
7(初)『フレンド・リクエスト(原題) / Friend Request』
8(初)『ストロンガー(原題) / Stronger』
9(5)『ヒットマンズ・ボディガード』
10(6)『ウィンド・リバー(原題) / Wind River』

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