画面のスミまで注目!スター・ウォーズ新作に直結する『フォースの覚醒』

画面のスミまで注目!スター・ウォーズ新作に直結する『フォースの覚醒』

これだけ観ておけば新作の準備はOK! 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』 - Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」が3週連続で『スター・ウォーズ』を放送中。その最終回、12月15日に放送されるのが『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(夜9時〜)、つまり現在進行中の新3部作の第1作。同日に世界公開される最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の直前を描く物語だ。

 この“直前”というところがポイント。これまでの『スター・ウォーズ』はすべて、前作の数年後から始まるのが定番。その数年の間に起きた出来事は、映画冒頭に流れる文字(オープニングクロール)で語られていた。しかし、今回はシリーズ史上初めて、前作との間に時間的な経過がなく、その直後からストーリーが続く。文字通り、ドラマが『フォースの覚醒』に直結しているのだ。『フォースの覚醒』を観ておけば、『最後のジェダイ』のための基礎知識は全て手に入る。

 まず、主要な登場キャラは『最後のジェダイ』とほぼ同じ。劇中で死亡する人物以外は、みな最新作に登場。レイ、フィン、カイロ・レン、ポー・ダメロンたちの性格や考えていることが、最新作ではより詳しく描かれていく。

 サブキャラでは、CGIキャラのマズ・カナタが『最後のジェダイ』にも登場。また、レジスタンスのメンバーとして旧3部作の人気エイリアンたちが再登場するのも楽しい。中でも30年前の物語となる前作『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』(1983)の名セリフ「罠だ!」が有名な金魚のような顔のアクバー提督と、同作でランド・カルリジアンの副操縦士を務めたナイン・ナンの2名は『最後のジェダイ』にも登場する。また、レイア役のキャリー・フィッシャーの実娘ビリー・ラードがレジスタンスのコニックス中尉役で出演、旧3部作のレイアを思い出させるヘアスタイルをしているのにも注目だ。彼女も『最後のジェダイ』に登場する。

 ストーリーは『最後のジェダイ』に直結するが、中でも注目しておきたいのはこのポイント。まず、ヒロイン、レイの生い立ち。そして、赤いライトセーバーを持つ黒装束の人物カイロ・レンの過去と衝撃の行動。また、ハン・ソロが語るルークについてのうわさにも耳を傾けておこう。

 そして、『最後のジェダイ』の予習のついでに楽しんでおきたいのが、有名人たちのカメオ出演。まず顔を見せないキャラ役で、有名俳優が2人参加。レイが椅子に縛り付けられた時、フォースの力で拘束を外させるストームトルーパーを演じているのは、なんとジェームズ・ボンドことダニエル・クレイグ。彼は『フォースの覚醒』が撮られていたイギリスのパインウッド・スタジオで同時期に『007 スペクター』を撮影中だった。また、レイがジャンクを売りに行く店のエイリアンの店主アンカー・プラット役は『スター・トレック』シリーズのスコット役でおなじみのサイモン・ペッグだ。

 さらにチラッとだけ登場するのが『メイズ・ランナー』シリーズのトーマス・ブローディ・サングスター。ファースト・オーダーの将校役で、逃げようとするフィンとポーを発見して声を上げる。そして俳優ではないが、ヒロインのレイが暮らしている惑星ジャクーのシーンには、『スター・ウォーズ エピソードI/ファントム・メナス』のポッドレースの選手と同じエイリアンたちが続々。画面のスミまでじっくり見てみよう。(平沢薫)

関連記事(外部サイト)