ダンケルクの少年が不気味すぎる…コリン・ファレル一家に付きまとう『聖なる鹿殺し』予告

ダンケルクの少年が不気味すぎる…コリン・ファレル一家に付きまとう『聖なる鹿殺し』予告

仕事場にも来ちゃう… - コリン・ファレルに付きまとうバリー・コーガン - (C) 2017 EP Sacred Deer Limited, Channel Four Television Corporation, New Sparta Films Limited

 第70回カンヌ国際映画祭で脚本賞に輝いたダークスリラー映画『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』の予告編が公開され、『ダンケルク』で知られるバリー・コーガンの不気味すぎる演技が明らかになった。

 主人公は、コリン・ファレル演じる心臓外科医のスティーブン。美しい妻(ニコール・キッドマン)と健康な二人の子供に恵まれ郊外の豪邸に暮らしていたが、ある少年(バリー)を家に招き入れたときから、家族に奇妙なことが起こり始める。子供たちは突然歩けなくなり、這って移動しなければならず、スティーブンは容赦のない究極の選択を迫られることに……。

 今回公開された予告編は、何不自由ない幸せな家庭に忍び寄る脅威をまざまざと感じさせるもの。不気味な少年は次第にその行動をエスカレートさせ、スティーブンの愛娘キム(ラフィー・キャシディ)にも近づき、彼の家庭に入り込んでいく。キムが口ずさんでいる歌はイギリスの人気シンガー、エリー・ゴールディングが歌い全英No. 1シングルになった「バーン」だが、オリジナル版の明るい雰囲気はなく、静かで想像のつかない“何か”が迫ってくるような不穏な空気を醸し出している。

 監督は、“独身の人は動物に変えられてしまう”という奇妙な世界をブラックな笑いと共に描いた『ロブスター』でもコリンとタッグを組んだギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス。ランティモス監督は『籠の中の乙女』で第62回カンヌ映画祭「ある視点」部門グランプリ、『ロブスター』で第68回カンヌ映画祭審査員賞を受賞しており、本作でカンヌ映画祭3度目の受賞となった。(編集部・市川遥)

映画『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』は2018年3月3日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷他にて公開

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