賛否真っ二つ『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』…批判に監督コメント

賛否真っ二つ『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』…批判に監督コメント

がんばれライアン・ジョンソン監督(一番左) - 映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』メイキング写真 - Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に寄せられている批判に、監督・脚本のライアン・ジョンソン(『LOOPER/ルーパー』)がコメントした。

 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に続く新たな3部作の第2章となる本作。早くも世界で大ヒットを記録しており、アメリカの大手映画批評サイト「ロッテントマト」では批評家からの支持率は92%と極めて高いが、観客の満足度は54%で、『スター・ウォーズ』シリーズでは両者の反応に最も差のある作品となっている。

 そもそも「誰も見たことのない“衝撃の『スター・ウォーズ』”」をうたっていた本作だが、ファンからの主な批判は「全然旧3部作らしさがない」という点(J・J・エイブラムス監督の『フォースの覚醒』は反対に“懐古趣味”だと批判された)。こうした批判についてのコメントを Business Insider に求められたジョンソン監督は「僕も『スター・ウォーズ』ファンとしてずっと生きてきて彼らの気持ちはわかるので、そこのことが多少ダメージを和らげてくれています」と切り出した。

 「ファンはとても情熱的で、時にTwitterで僕のことをひどく攻撃してくることもありますが、それは作品を愛しているが故なんです。愛しているものから期待していたものが得られなければ、つらい。それはもちろんつらいです。だからファンからTwitterで否定的なことを言われたり、非難されたりしても、“僕個人が批判されている”とは受け取らないようにしています。問題ないです。そうした声を受け止めるためにここにいるのが僕の仕事です。全てのファンは『スター・ウォーズ』は“こうあるべき”で“こうあるべきではない”というリストを持っています。それが採用されたファンはほとんどいないでしょうから」。

 さらにジョンソン監督は、そもそも『スター・ウォーズ』は生みの親であるジョージ・ルーカス監督にとってパーソナルな作品だったことに言及。「彼は『ファンは何が観たいかな?』と考えて『スター・ウォーズ』を作ったりしませんでした。もし僕がファンの望むものだけを考えて脚本を書いたりしたら、うまくいかなかったことはわかっています。それでも彼らは僕に『クソったれ、スター・ウォーズを台無しにしやがって』と叫ぶでしょうし、出来上がった映画まで悪いものになったはずです。それは誰も望まないでしょう。付け加えさせてほしいのは、僕がTwitterで受け取った声の80〜90%は本当にすてきなものだったということです。そこにはファンからのたくさんの喜びと愛がありました。僕はネガティブな話もしますが、それがファン全体の姿ということではないんです」と続けた。

 ジョンソン監督はルーカスフィルムにその手腕を評価され、本作の公開前から「エピソード〜」として描かれてきたスカイウォーカーのサーガとは別物の、全く新しい『スター・ウォーズ』3部作のかじ取り役にも任命されている。(編集部・市川遥)

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