出演者の非白人比率が高い映画、白人中心よりも良い興収=研究

出演者の非白人比率が高い映画、白人中心よりも良い興収=研究

2月27日、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究で、出演キャストの人種比率が、米国や世界の人口における人種の割合を正確に反映している映画は、興行成績が良いことが明らかになった。写真は2016年8月撮影の『スーサイド・スクワッド』出演者ら - (2018年 ロイター/Andrew Kelly )

[ロサンゼルス 27日 ロイター] - 米カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究で、出演キャストの人種比率が、米国や世界の人口における人種の割合を正確に反映している映画は、興行成績が良いことが明らかになった。

 2016年の映画やテレビを分析したもので、興行収入の上位200作品のうち、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『スーサイド・スクワッド』など、出演者の5分の1以上がマイノリティーの映画は、出演者が白人中心の映画と比べて世界的な興行収入が良かった。

 多様性に富む映画は海外で売れない、との米映画界の長年の常識がいまや通用しなくなったことが示された。

 米国の人口のうち、40%近くをマイノリティー、51%を女性が占める。

 全世界の興行収入でみて、マイノリティーの出演者比率が21〜30%の映画の中央値は1億7,920万ドル。一方、20%を下回る映画は4,000万ドルを下回った。

 現在大ヒット中の映画『ブラックパンサー』やアカデミー賞作品賞候補になっている『ゲット・アウト』の成功でも、この研究結果は裏付けられている。

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