『麻雀放浪記2020』など注目作7選!【今週公開の映画】

今週の注目映画 斎藤工『麻雀放浪記2020』、アメリカの"悲劇"描かれる『バイス』など

記事まとめ

  • 今週の注目映画、阿佐田哲也氏の麻雀小説の再映像化や米政治の裏描くアカデミー受賞作
  • 注目の『麻雀放浪記2020』は斎藤工主演、ベッキー、的場浩司、岡崎体育、竹中直人ら
  • アメリカの"悲劇"描かれる『バイス』、人気コミック映画化『4月の君、スピカ。』など

『麻雀放浪記2020』など注目作7選!【今週公開の映画】

『麻雀放浪記2020』など注目作7選!【今週公開の映画】

『麻雀放浪記2020』より - (C) 2019「麻雀放浪記2020」製作委員会

 阿佐田哲也の麻雀小説をもとにした問題作や、アメリカ政治の裏側を描くアカデミー受賞作など、今週公開の注目映画を紹介する。(編集部・大内啓輔)

阿佐田哲也の麻雀小説を再映像化!斎藤工が現代社会の問題に挑む

『麻雀放浪記2020』4月5日公開

 長く愛されてきた阿佐田哲也の小説をもとに、舞台を終戦直後から2020年へと移すなど大胆なアレンジを加えて映画化。1945年からやってきた坊や哲(斎藤工)が、高齢化と少子化による人口減少、共謀罪による言論統制などさまざまな問題を抱える時代に、麻雀で戦いを挑む姿が描かれる。チャラン・ポ・ランタンのもも、ベッキー的場浩司、岡崎体育、竹中直人ら。監督は白石和彌。

凡庸な悪を通して描かれる、アメリカの“悲劇”

『バイス』4月5日公開

 ジョージ・W・ブッシュ政権下で副大統領を務めたディック・チェイニーの半生を描く物語。60年代半ばから同時多発テロ事件に至り、イラク戦争へと突入していくアメリカの“悲劇”が戯画的に描かれる。アダム・マッケイ監督をはじめ、クリスチャン・ベイル、スティーヴ・カレルら『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のスタッフ・キャストが再集結。ベイルの肉体改造ぶりや、ブッシュそっくりなサム・ロックウェルの演技も見どころ。アカデミー賞でメイク・ヘアスタイリング賞を受賞。

人気コミックを実写化!天文部を舞台に巻き起こる、甘く切ない三角関係

『4月の君、スピカ。』4月5日公開

 累計発行部数120万部を突破している杉山美和子の人気コミックを映画化。周囲になじめないヒロインが入部した天文部で巻き起こる、甘く切ない三角関係が描かれる。福原遥、佐藤大樹、鈴木仁、井桁弘恵、夏目かな、南山あずさ、大原優乃といった人気若手キャストが集結したほか、酒井美紀と大谷亮平が友情出演。『NANA』シリーズや『黒執事』などの大谷健太郎がメガホンを取った。

『おとなの事情』監督が贈る、大人のための人生哲学

『ザ・プレイス 運命の交差点』4月5日公開

 アメリカのドラマ「The Booth 〜欲望を喰う男」をリメイクしたワンシチュエーションドラマ。ザ・プレイスというカフェを舞台に、願いをかなえるのと引き換えに過酷な要求を突き付ける男と、9人の相談者の運命を描く。『おとなの事情』などのパオロ・ジェノヴェーゼがメガホンを取り、『甘き人生』のヴァレリオ・マスタンドレア、『神様の思し召し』のマルコ・ジャリーニ、『やがて来たる者へ』のアルバ・ロルヴァケルらが共演。

夢を追う喜びと苦しみを描く青春物語

『ラ』4月5日公開

 解散したバンド「LACTIC ACID」の再結成を目指し、失われた友情を取り戻すために奮闘する若者たちの姿を描く。主演の桜田通がバンドの元ボーカルを演じ、子役時代から活躍を続ける福田麻由子、実力派として注目される笠松将が共演した。主題歌の歌詞は桜田による書き下ろし。監督と脚本をドラマ「今からあなたを脅迫します」などの演出を手掛けた高橋朋広が務めた。

整然とした倉庫のような空間が詩的な小宇宙に

『希望の灯り』4月5日公開

 旧東ドイツの巨大スーパーを舞台に、スーパーで働く無口な青年をはじめとする、悲しみや心の傷を抱える人々が互いを支え合いながら、ささやかな幸せを見出す姿を描く。主人公を演じたのは『未来を乗り換えた男』などのフランツ・ロゴフスキ。共演には、ザンドラ・ヒュラー、ペーター・クルト、アンドレアス・レオポルトらドイツの実力派俳優たちが顔を揃える。トーマス・シュトゥーバーが監督を務めた。

恋するように服を作り、セレブに愛されたデザイナーの生涯

『マックイーン:モードの反逆児』4月5日公開

 デヴィッド・ボウイやレディー・ガガ、キャサリン妃といったセレブリティーが着用したジバンシィのデザイナー、アレキサンダー・マックイーンの半生を追うドキュメンタリー映画。ビョークのミュージックビデオの監督を務めるなど、華々しい人生を送ったマックイーンの実像を証言やアーカイブ映像などからひもとく。音楽をマックイーンの友人だった『ピアノ・レッスン』などのマイケル・ナイマンが担当した。

関連記事(外部サイト)