『午前十時の映画祭』開催10年で終了へ 上映環境変わり資金難

『午前十時の映画祭』開催10年で終了へ 上映環境変わり資金難

10年目で終了となる『午前十時の映画祭』

2010年2月、全国25館でスタートした『午前十時の映画祭』(主催:川喜多記念映画文化財団、映画演劇文化協会)が、来年4月開催の『午前十時の映画祭10-FINAL』をもって、終了することが1日、明らかとなった。

 低料金かつ最良の環境で上映し、映画ファンの新規開拓を目的としてスタートした同映画祭。9回目の現在は、全国58館で開催され、今期のオープニング作品『タイタニック』(1997年)の上映期間中に、累計動員数が400万人を突破。9月末現在で約430万人に達している。

 この間、2013年から上映素材がプリントからデジタルに切り替わるなど、この映画祭を取り巻く環境も大きく変化。同映画祭は、通常の新作とは異なり、主催者側が宣伝費やVPF(ヴァーチャル・プリント・フィー)など、諸経費の多くを負担することで運営を続けてきたが、その負担が想定を超え、継続が難しい状況となったという。

 同映画祭の公式サイトでは、これまで9年間の上映作、今期の上映予定作、全223本をリスト化。これまで寄せられたリクエスト作品も一部掲載されており、ファンから最後のリクエストを受け付ける。

■『午前十時の映画祭』公式サイト
http://asa10.eiga.com/

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