令和に復活遂げた『華麗なる一族』、政財界を巻き込む愛憎劇が早くも加速

WOWOW開局30周年を記念し製作された『連続ドラマW 華麗なる一族』が現在、放送&配信中だ。原作は国民的作家として名高い山崎豊子の傑作小説『華麗なる一族』(新潮文庫刊)。1974年にドラマ化&映画化され、2007年には木村拓哉主演の連続ドラマも放送された名作が、令和の時代に華麗な復活を遂げた。

舞台は大阪万博を間近に控えた日本の高度経済成長期。富と権力獲得の手段として、関西の政財界で閨閥(けいばつ)を張り巡らす阪神銀行の頭取・万俵大介を中心に、一族の繁栄と崩壊を全12話でドラマチックに描きあげる。

すでに第1話、第2話が放送&配信されており、WOWOWオリジナルならでは重厚で高品質な作品づくりが、早くもドラマファンの間で大反響を呼んでいる。脚本は同じく山崎豊子原作の『連続ドラマW 沈まぬ太陽』で、ち密な人物描写と骨太なシナリオが高く評価された前川洋一。そして監督には、映画『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』や数々の名作ドラマを手掛けた西浦正記が起用された。

この強力な布陣によって、原作がもつ壮大なスケール感がより深く、より厚みを持って映像化。主演を務める中井貴一をはじめ、向井理、内田有紀ら豪華なキャスト陣の顔ぶれからも、開局30周年という記念すべき節目に、WOWOWが本作に注ぐ意気込みと本気度がうかがえる。

第1話では、都市銀行再編の動きを聞きつけた阪神銀行頭取の大介(中井)が大手銀行を吸収合併しようと画策。一方、長男で阪神特殊製鋼の専務取締役を務める鉄平(向井)は、高炉建設という大事業に乗り出す決意をし、大介に融資を依頼するが、鉄平に対する“ある疑惑”から両者は確執を深めていく。第2話では、大介の愛人である相子(内田)の暗躍によって、阪神銀行勤務の銀平(藤ヶ谷太輔)と関西財閥の重鎮でもある大阪重工・社長の令嬢、万樹子(吉岡里帆)との縁談が進み、家庭内での愛憎劇にも加速がかかる。

そして5月2日放送の第3話では、大介と鉄平の衝突がさらに深刻化。全国支店長会議で1兆円預金獲得の大号令を宣言し、資金内容を良くしておくために阪神特殊製鋼への融資削減を決定してしまう。また、次女の二子(松本穂香)が、アメリカから帰国した阪神特殊製鋼社員の一之瀬四々彦(工藤阿須加)と再会し、心惹かれていく……。政財界、そして複雑に入り乱れた万俵ファミリーの間で繰り広げられる駆け引きと攻防に、最後まで目が離せない。

既に放送・配信がスタートしている本作だが、WOWOWオンデマンドではアーカイブ配信を行っており、今からでも第1話から視聴が可能。また、申込み月内であればいつでも解約可能となる無料トライアルも実施中だ。

文:内田涼

WOWOW開局30周年記念
『連続ドラマW 華麗なる一族』(全12話)
毎週日曜 夜10時 放送・配信中
WOWOWプライム /WOWOW 4K/WOWOWオンデマンド
WOWOWオンデマンドでアーカイブ配信中(今からでも第1話から視聴可能)
WOWOWオンデマンドでは無料トライアルを実施中
原作:山崎豊子『華麗なる一族』(新潮文庫刊)

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