ファン必聴!劇団☆新感線のこれまでとこれからを知る「ぴあ演劇学校」が10月1日に開講

豪華な講師陣を招き、今までの演劇やこれからの演劇を語るトークイベント「ぴあ演劇学校」が2022年10月1日(土)、2日(日) に開催される。

ぴあ演劇学校は、ぴあ関西10周年を記念し、1996年2月に大阪・扇町ミュージアムスクエアフォーラムにて実際に行われたイベント。当時の講座を紐解くと、野田秀樹(NODA・MAP)、山西惇(劇団そとばこまち)、高田聖子(劇団☆新感線)が「バトルオブ想像力」と称した“解剖学”の授業を展開したり、真矢みき(宝塚歌劇団花組)、加納幸和(花組芝居)が「男の美学・女の美学」という“美学”の授業を受け持ったり。ちょっと硬派なものから、楽しく笑えるものまで全6科目が行われていた。

今回、ぴあ創業50周年を記念して、その伝説的な「ぴあ演劇学校」が復活する。

10月1日(土) 21時〜には、「劇団☆新感線42年の激闘とこれから」と題した“歴史学”の授業がPIA LIVE STREAMにて配信される。講師は、劇団☆新感線主宰のいのうえひでのり、同劇団看板俳優の古田新太。聞き手は、大の演劇好きで知られる、フリーアナウンサーの笠井信輔。

編集部は、収録現場に潜入。“学校”らしくチャイムの音が鳴り、「起立・礼・着席」の号令でスタートした。スタジオには、劇団☆新感線の全興行年表が掲げられており(その数なんと124興行!)、その年表をもとに、時代を区切りながら、劇団の歴史を振り返っていく。

劇団☆新感線は1980年、大阪芸術大学舞台芸術学科の4回生を中心に旗揚げ。つかこうへいの『熱海殺人事件』を卒業記念公演として上演するためだけに旗揚げされたそうだが、「1回で終わらせるのはもったいない」という声に押され、劇団は解散せずに公演を続けたという。

その後、古田新太が劇団☆新感線に入った理由や、劇団がつかこうへいのコピー劇団からハードロック・ヘヴィメタルにのせたオリジナル作品を中心とする体制に移行した経緯、「人さらい劇団」と揶揄された“やばい話”などが懐かしい写真とともに語られていく。

そして東京の劇場に進出し、熱狂的なファンを獲得しながらスケールの大きい舞台を制作する超人気劇団へと成長していくわけだが、いのうえや古田は当時何を思っていたのか。さらに、2017年に客席が360度回転するIHIステージアラウンド東京のこけら落とし公演として、『髑髏城の七人』をロングラン上演した苦労や、現在上演中の『薔薇とサムライ2 ―海賊女王の帰還―』のエピソードに至るまで、ノンストップで語られていく濃密な授業となった。

なお、10月2日(日) はTOKYO FMホールにおけるリアルの授業と、PIA LIVE STREAMにおける配信授業が行われる。内容は、13時30分〜講師:末満健一、聞き手:鞘師里保による「共同幻想の物語と、共同幻想としての演劇」、16時〜講師:野上祥子(ネルケプランニング代表取締役社長)、中野博之(集英社「週刊少年ジャンプ」編集長)、聞き手:阿久津仁愛による「マンガと舞台のステキな関係」、18時30分〜講師:松尾スズキ(大人計画主宰、シアターコクーン芸術監督)、聞き手:安藤善隆(京都芸術大学教授)による「松尾スズキ、その原点と創作の秘密」。チケット発売中。

取材・文:五月女菜穂 撮影:源賀津己

<イベント情報>
ぴあ 50th Anniversary 「ぴあ演劇学校」2022年秋期特別講座

『ぴあ 50th Anniversary「ぴあ演劇学校」2022秋期特別講座』ロゴ

■10月1日(土) 21:00
劇団☆新感線42年の激闘とこれから
講師:いのうえひでのり(劇団☆新感線主宰)、古田新太(劇団☆新感線)
聞き手:笠井信輔(フリーアナウンサー)
※この回のみ配信限定

復活した「ぴあ演劇学校」のトップを飾るのは、劇団☆新感線主宰である、いのうえひでのりと看板役者の古田新太。劇団の大阪時代から新作『薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-』までの42年に亘る歴史を語って頂く。この二人だからこそ語れる劇団の真実は、ファンならば絶対に聞き逃せない。また、聞き手のフリーアナウンサー笠井信輔は15年以上にわたって劇団を観劇しているツワモノ。笠井がいのうえ、古田にどう切り込んでいくかも、この授業の注目のひとつだ。

公式サイト:
https://pia-engekigakko.com/

公式Twitter:
https://twitter.com/pia_engekigakko

チケット情報はこちら:
https://w.pia.jp/t/pia-engekigakko/

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