ロシアの雄、エイフマン・バレエが21年ぶりに来日

ロシアの雄、エイフマン・バレエが21年ぶりに来日

エイフマン・バレエ『ロダン〜魂を捧げた幻想』

ロシア・バレエ界の“生きる伝説”とも謳われる巨匠振付家、ボリス・エイフマン。ダイナミックでアクロバティックな動きと、登場人物の心理を深く振り下げる表現が特徴で、その作品は時に“哲学バレエ”“心理バレエ”と評される。そんなエイフマンが1977年、サンクトペテルブルグに創設したのがエイフマン・バレエ。1990年に初来日を果たした同団の、実に21年ぶりとなる来日公演がいよいよスタートする。

演目は、同団が名刺代わりにしているという『ロダン〜魂を捧げた幻想』と『アンナ・カレーニナ』の二つ。前者はかの有名な彫刻家オーギュスト・ロダンと愛人カミーユの物語で、ダンサーたちが踊りながらロダンの名作《カレーの市民》や《地獄の門》などを想起させる彫刻作品となっていくシーンが見どころだ。後者は言うまでもなくロシアの文豪トルストイの同名小説が原作で、登場人物たちの限界の心理が超絶技巧で表現されていく、ドラマティック・バレエの傑作。男性184センチ以上、女性173センチ以上という入団条件をパスした、美男美女ぞろいの精鋭ダンサーたちが表現するエイフマンの世界を楽しみたい。

https://www.japanarts.co.jp/eifman2019/index.html

文:町田麻子

関連記事(外部サイト)