東京都江戸東京博物館が6月2日(火)より再開、『奇才?江戸絵画の冒険者たち?』を21日(日)まで開催

6月2日(火)より再オープンとなる東京都江戸東京博物館では、特別展『奇才?江戸絵画の冒険者たち?』が、会期を変更して6月21日(日)まで開催される。

“奇才”と言えば、近年人気が急上昇した伊藤若冲をはじめ、長澤蘆雪、曾我蕭白、歌川国芳ら、過激で強烈な個性を放つ江戸時代の絵師たち。しかし、江戸絵画史において“主流派”として語られてきた尾形光琳や円山応挙らもまた、斬新で個性的な絵画表現を追い求めて既成の枠を打ち破ってきた。

同展は、北は松前から南は長崎まで、有名・無名にかかわらず、全国から“奇才”絵師たちの絵画を一堂に集めて紹介するもの。伊藤若冲による「鶏図押絵貼?風」をはじめ、狩野山雪「寒山拾得図」(重要文化財)、葛飾北斎「上町祭屋台天井絵 女浪」といった有名絵師たちの名品から、洋風陰影法を駆使した蠣崎波響の「御味方蝦夷之図 イコトイ・ションコ」や、独特の造形が目を引く井鴻山「妖怪図」といった、今もその土地で愛されている絵師たちの作品まで、鮮烈なインパクトを残す作品を見ることができる。

全国各地で気を吐いた奇才の画家たちの作品が一堂に見られる貴重な展覧会。開催期間が短いのでお見逃しのないように!

<開催情報>

『特別展「奇才?江戸絵画の冒険者たち?」』

6月2日(火)〜6月21日(日)まで東京都江戸東京博物館にて開催
関連リンク: 奇才?江戸絵画の冒険者たち?(https://kisai2020.jp/)

重要文化財 狩野山雪「寒山拾得図」一幅 京都・真正極楽寺 真如堂蔵
円山応挙「淀川両岸図巻(部分)」一巻 東京都・アルカンシエール美術財団蔵
伊藤若冲「鶏図押絵貼?風(左隻・部分)」個人蔵
祇園井特「公卿と官女図?風」二曲一隻 千葉市美術館蔵 展示期間6/2-6/7
中村芳中「人物花鳥図巻(部分)」一巻 長野県・真田宝物館蔵
葛飾北斎「上町祭屋台天井絵 女浪」一面 長野県・小布施町上町自治会蔵(北斎館寄託)
歌川国芳「水を呑む大蛇」一幅 個人蔵
蠣崎波響「御味方蝦夷之図 イコトイ・ションコ」一幅 函館市中央図書館蔵 ※東京展ではイトコイのみ展示
井鴻山「妖怪図」一幅 個人蔵 撮影=大屋孝雄
片山楊谷「竹虎図?風」(画像は左隻)六曲一双 鳥取県・雲龍寺蔵 右隻 展示期間6/2-6/7、左隻 展示期間6/9-6/21
絵金「伊達競阿国戯場 累」二曲一隻 高知県・赤岡町本町二区蔵

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