最新章の放送スタート! 『ゲーム・オブ・スローンズ』のキーパーソン“ブラン”が撮影の裏側を語る

最新章の放送スタート! 『ゲーム・オブ・スローンズ』のキーパーソン“ブラン”が撮影の裏側を語る

『ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌』に出演したアイザック・ヘンプステッド=ライト

2011年からスタートした『ゲーム・オブ・スローンズ』の第一章で登場した時には、11歳の色白な美少年だったアイザックも現在18歳。「最初の頃は僕もまだ子供だったから、演技をするとか全く考えていなくて、こういうセリフを言いなさいと言われて、それを言っていた感じ。脚本も母親が僕に必要なところだけを教えてくれて、キャストが集まって読み合わせをする時にあまりにも過激で子供にはふさわしくないシーンでは部屋を出ていくように言われていたんだ。でも、徐々に番組のファンになって、第六章からは1000ページ近くある脚本も完全に読み込んだよ」と話す。

アイザックが演じるブランは覇権争いの中心になるスターク家の次男。第一章で塔から突き落とされて下半身不随になるが、夢に現れた三つ目の鴉によって過去と未来を見通す不思議な力を持つようになる重要なキャラクターだ。

「第七章からはブランは三つ目の鴉として全ての歴史を自分の脳に蓄えることになって、人間的な感情や恐怖がなくなる。言ってしまえば、ちょっとロボットみたいになる。ただ完全に冷血なわけではなくて、少し人間的なものも残しながら、全ての歴史の器になるから、内面的な変化をどう演じようかと僕にとっては大きなチャレンジになったんだ」

全ての歴史を知ることができる存在になっていくブラン。第六章でも父エドワードの落とし子ジョン・スノウの出生の秘密を知るなど、本作のファンならば誰もが知りたい秘密を誰よりも先に知る。そんなおいしい役どころを演じていることを、無邪気に「とてもラッキー」と答える反面、「でも、ネタバレ禁止だから、『信じられないことがあるんだよ』と言いたくても言えないのはすごく辛いし、かといって、どこまで放送しているか分からなくなることもある。人とのおしゃべりにはすごく注意してるよ(笑)」と人気シリーズに関わる苦労もこぼす。

第七章のロケ地の多くは北アイルランドのベルファウスト。「撮影の休みにはキャスト同士でメールを出し合って、じゃあパブに行こうと誘ったり、日曜日には市場があるから、それを見に行ったり。一番仲が良かったのは、トメン役のディーン=チャールズ・チャップマン。イベントで一緒になってから意気投合したんだけど、(第六章で)死んじゃったからな」と残念そう。

趣味を尋ねると、「音楽」。それも「ピアノを弾いたり、作曲したり」とちょっとアーティスト志向が覗く。将来の夢も「音楽が大好きだから、そっちに行きたい気持ちもあるんだ。実は高校を卒業したばかりで今は全てが新しい世界でワクワクしてる(笑)。たぶん、来年かその後、大学に進学して音楽と大好きな数学を専攻するつもりだよ」と語る。人の過去や運命を見通すブランと同じく、聡明なアイザック。前途有望な未来が広がっているようだ。

取材・文:前田かおり

『ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌』

BS10 スターチャンネルにて毎週月曜あさ10時から ほか日本独占最速放送!

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