悪役の“子孫”が活躍『ディセンダント』、続編実現は若者のSNSが原動力に

悪役の“子孫”が活躍『ディセンダント』、続編実現は若者のSNSが原動力に

製作総指揮を務めるケニー・オルテガ

「誰もが悪役に憧れる気持ちはあるんじゃないかな? 彼らは気持ちを抑え込んだり、我慢する必要がないから、その分、人生を楽しんでいるように見える。あくどいからこそ、胸踊るドラマが生まれるしね。それにディズニー・ヴィランズの場合は皆、裏切られたり、阻害されたりして、心に傷を負っている。だからこそ、彼らの悪事には自分なりの正義があるんだ。単なる悪じゃないからこそ、誰もが共感できる存在だといえるね」

続編始動の大きな原動力になったのが、ティーンを中心にしたファンの熱い支持と強い要望だ。オルテガ本人もSNSを通して、若い世代と積極的に交流を図っており、彼らの“声”から得た意見や感性を『ディセンダント』シリーズに活かしている。

「SNSの浸透がすばらしいと思うのは、若い人たちが“自分たちの発信に、影響力がある”と自覚し、勇気づけられている点。ときには映画の続編を始動させるとか、そんなレベルじゃなくて、世界を変えるチャンスさえあるんだからね。もちろん、作品に対し厳しい意見をもらうこともある。すべての視聴者を100パーセント納得させるのは無理だけど、常にファンの期待に応え、それを超えようと努力しているよ。日本のみんなもたくさん、私のSNSをフォローしてくれているね。温かい応援には、本当に感謝しているんだ」

全米では7月21日に、全米3大ネットワークの1つABCを含む、ディズニー社傘下の6つの放送局で異例の同時オンエアが行われ、約1300万人が視聴した。ウーマをはじめ、『美女と野獣』に登場するガストンの息子ギル、『ピーター・パン』に登場するフック船長の息子ハリーといった新顔が揃い、放送後にファンの興奮がSNSを駆け巡ったのは言うまでもない。

「新しいキャラクターが加わり、お互いのライバル心を刺激することで、ドラマ性が高められた。それは現場も同じで、キャスト同士がインスピレーションを与えあい、前作以上のパワーをもたらせてくれたよ。テーマは寛容であること、人や自分を受け入れること。イマジネーションを武器に、人生の選択がどんな自分を作るかを感じ取ってほしいね。もちろん、新しい楽曲や振り付けに自信があるし、こちらが仕掛けたサプライズも楽しんでほしい」

『ディセンダント2』

10月21日(土)19:30から21:30ディズニー・チャンネルにて日本初放送

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