北野武監督、『アウトレイジ 最終章』でシリーズ完結の理由は?

北野武監督、『アウトレイジ 最終章』でシリーズ完結の理由は?

『アウトレイジ 最終章』ジャパンプレミアの様子

北野武監督初のシリーズプロジェクト『アウトレイジ』は、“全員悪人”を合言葉に、裏社会に生きる男たちの抗争を描いた究極のバイオレンス・エンターテインメントの完結編。

北野監督は「長続きさせようと思えばできたんですが、深作さん(深作欣二監督)の『仁義なき戦い』シリーズみたいになってしまうから。1度死んだ人が、また出てくるわけにはいかない」と笑いを交えながら、本作での完結に理解を求めた。現在は、次回作として、自身が執筆した恋愛小説の映画化を進めているが「失敗すると思うので、またバイオレンス映画に戻ろうと画策しています」と展望を語った。

関東・山王会と関西・花菱会の巨大抗争後、韓国に身を寄せていた大友(ビートたけし)は韓国の裏社会を牛耳る張グループ、花菱会、山王会、警察が入り乱れる全面戦争を機に、全ての因縁に決着をつけるため日本に舞い戻る。第74回ベネチア国際映画祭のクロージング作品として、最終日の9月9日(現地時間)に行われた授賞式後、ワールドプレミアされた。

シリーズに初参戦した大森は、「ずっと北野監督のファンだったので、ついに夢が叶って最高の時間だった」と大喜び。過去2作に出演している加瀬亮、桐谷健太、新井浩文らに対し「ずっと嫉妬や、恨みつらみがあった(笑)」と語るほど、思い入れは格別だ。また、療養後に撮影に加わった西田は「(撮影)初日は抱えられながらの現場入りでしたが、北野監督に支えていただき、お気遣いいただき、花菱会を盛り立てていただいた」としみじみ語っていた。

取材・文・写真:内田 涼

『アウトレイジ 最終章』

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