二宮和也「(綾野)剛ちゃんのことは全面的に信頼してる」 『ラストレシピ 〜麒麟の舌の記憶〜』完成披露

二宮和也「(綾野)剛ちゃんのことは全面的に信頼してる」 『ラストレシピ 〜麒麟の舌の記憶〜』完成披露

『ラストレシピ 〜麒麟の舌の記憶〜』完成披露舞台挨拶の様子

秋元康が企画に参加し、『おくりびと』でアカデミー賞外国語映画賞に輝いた滝田監督と嵐のスターでありクリント・イーストウッド作品への出演経験も持つ二宮のタッグで制作された本作。絶対的な味覚を誇る天才料理人が、70年前の幻のレシピの謎に迫っていく。

上映後の余韻が残る中、大きな拍手で迎えられたキャスト陣を代表して二宮が「いかがでしたか?」と問いかけると、さらに大きな拍手が! 「この映画についてメンバーに聞かれるたびに『お料理エンターテイメント』と答えてました」と明かす二宮。冗談めかした口調ながらも、台本を読んだときから撮影を通じて、作品の仕上がりには絶対の自信、確信を持っていたと明かす。

綾野は二宮との共演について「やりやすかったし、やはり素晴らしいですよ」としみじみ。「ニノとは以前に共演して、仕事以外のプライベートでも交流がありますが、そこで培った関係が出てもいい作品だと判断しました」と個人的な仲の良さを存分に映画の中にも生かしていると証言。「(二宮と)目を合わせた芝居はほとんどしてないんです。彼を見なくても、どうたたずんでいるのか? 信頼関係がある。単純に好きなんです」と言えば、二宮も「剛ちゃんのことは全面的に信頼してるし、ふたりの空気感でやらせてもらえたのは大きかった」と語るなど、相思相愛! 映画の中で見せていないぶん、ステージ上でふたりがジッと至近距離で見つめ合うと、客席からは悲鳴にも似た歓声が!

二宮の事務所の後輩で、ここ数年、俳優として躍進が目覚ましい西畑だが、この日は大観衆を前に緊張気味……。同じ1930年代パートに出演し、料理の“師”を演じた西島が心配そうに見守り、宮崎も「以前は息子を演じてくれたので、お母さんみたいに見てました」と温かいまなざしを向ける。そんな中、西畑は「最近、お母さんとケンカしてたんですけど……」と告白し「この映画は家族愛が描かれていますが、この『ラストレシピ』があったから、お母さんと仲直りしようと思えました」とニッコリ。「ケンカしている、お母さん、お父さんもいると思いますが、この映画を観てほしい。いろんな愛の形があるので、いろんな人に観てほしい」と素なのかユーモアなのかはかりかねる何とも絶妙な口調で語りかけ、会場はおろか、登壇陣の笑いも誘っていた。

取材・文・写真:黒豆直樹

『ラストレシピ 〜麒麟の舌の記憶〜』

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