北村一輝、“待望の”声優初挑戦「未知の部分が多く仕事にもプラスになりました」

北村一輝、“待望の”声優初挑戦「未知の部分が多く仕事にもプラスになりました」

声優初挑戦の北村一輝がインタビューに応じた

人気テレビアニメ「プリキュア」の劇場版シリーズ24作目となる「映画 プリキュアスーパースターズ!」が、3月17日(土)に公開。

今回は、放送中の「HUGっと!プリキュア」、そしてその“先輩”「魔法使いプリキュア!」と「キラキラ☆プリキュアアラモード」(以上、テレビ朝日系)の総勢12人のプリキュアが活躍する。

本作にて、俳優の北村一輝がプリキュアの敵・ウソバーッカ役で声優に初挑戦! 北村にインタビューを行い、役への意気込みやアニメへの思いなどを聞いた。

――本作へのオファーを受けたときのお気持ちは?

とてもうれしかったですね。今48歳ですが、50代を迎えるにあたり新しいことにチャレンジしたいなと思っていた所でしたので、初挑戦となる声優の仕事でオファーを頂けたというのは本当に願ってもないチャンスでしたね。

さらに、「プリキュア」という人気アニメ作品ということもあり「受けます!」と即答しました。

――北村さんのご出演に関して、周囲の反響はいかがでしたか?

娘がいる友達に「プリキュアに出るんだよね」と話したら、その奥さんから「本当ですか!? グッズとか何かありますか?」と初めて連絡が来ました(笑)。

――北村さんが演じられるウソバーッカのキャラクターについて、あらためて教えてください。

うそばかりついて、プリキュアたちを闇の世界に引きずり込もうとするキャラクターです。ただ、子どもが対象の作品ですので、悪役と言っても、どちらかというとイタズラ小僧のように憎めないところもちょっとあっていいのかなと思いました。

映画を見た子どもたちがプリキュアごっこをするときに、ウソバーッカの役をしてくれる子が出てくるようにまねをしやすいようにしように考えました。

――今回、「ウソバ〜〜ッカ!」や「ウッソ〜〜ン!」など、セリフが特殊でしかも似たようなセリフの繰り返しも多かったですね。

似たようなセリフや、あとは「ギョエ〜」とか「ドゥエ〜〜」とか(笑)。全部が新鮮で楽しかったです。

――「ウソバ〜〜ッカ!」など、同じセリフの繰り返しで感情を表現するのは大変でしたか?

そうですよ。同じセリフを何度か言う芝居は結構難しいですよ。例えば、「な?」というセリフが3回続くような芝居が、実は一番難しくて。

でも、監督にいろいろとご指示いただいたおかげで、何とか自分なりにやりました。

■ 声優のオファーは「随分待っていた」

――声優初挑戦とのことですが、どなたかにアドバイスを求めたりしましたか?

以前共演していて、声優経験も豊富な高木渉さんに聞いてみようと思いましたが、僕の携帯電話が壊れて連絡先消えてしまいまして。

「何かあったら連絡しますね」と言っていたのに、「うわ、電話番号がない!」これを記事に書いておいていただけると、高木さんから連絡が来るかもしれないので、お願いしますね(笑)。

――分かりました(笑)。先ほど「声優もできたらいいな」と仰っていましたが、前から興味があったのでしょうか?

オファーを随分待っていたのですが、なかなか話がこなくて。アニメでも、洋画や海外ドラマの吹き替えでも、やってみたいですね。

でも、これをきっかけにもしかしたらくるかもしれないですよね(笑)。待ってます。本当に声優の仕事は面白くて、ますます興味が湧きました!

――特に面白かったのはどういうところですか?

声だけで表現するというのは、ゲームをやっているときに“縛り”をつけているような感じだったので。

――使うアイテムを制限したりして自分で難度を上げて遊ぶ、いわゆる“縛りプレー”のような?(笑)

はい。声だけで芝居をする決まりで、「よし、じゃあ声だけだとどうするか?」と、今までに使っていない脳を使うことになり、未知の部分が多く自分の仕事にもプラスになりました。

今後は、ただチャンスを頂けたらやるというより、声優の勉強もしたいと思いました。

――ちなみに、北村さんはアニメをご覧になりますか? もしありましたらお好きなアニメは?

見ますね。好きなアニメたくさんあり過ぎますが、「機動戦士ガンダム」だったらファーストが好き。むしろファーストオンリーと言っていいくらい大好きです。

大人になってからですが、着信音を全部ダウンロードして、友達とそれでドラマを作りました。ちょっと暗いでしょ(笑)。

――いえいえ(笑)。では「ガンダム」でお好きなキャラやモビルスーツは?

そういう話しになると、なかなか難しいですが、キャラだとランバ・ラルか、スレッガーも嫌いじゃないです。あとはモビルスーツだとドムが好きです。プラモデルを作るときは旧ザクかゲルググが多かったですね。

――本当にお好きなんですね。

アニメはドラマよりストレートに心に響く部分もあるような、ストーリーやメッセージ性、テーマはすごくストレートに伝わると思いますね。

■ 北村のうそはバレバレ?

――今回の「映画 プリキュアスーパースターズ!」のテーマは約束やうそだと思うんですけど、北村さんご自身はうそをつくことありますか?

「うそを全くつかない」という方がうそだと思うんですよね。人をだますうそをつこうとは思わないし、人に迷惑をかけるうそ、悪意のあるうそは良くないと思いますが、必要なうそもあると思うようになりました。

――なるほど…。逆にうそをつかれたときは見破れますか?

それは確実に見破れないです(笑)。でも、うそはすぐバレるらしいです。マネージャー全員に言われますね。僕はお芝居の仕事をしているので、完璧にうそをついたと思っていましたが、バレていて…。

しかもそれを言ってくれなくて、何年かたって言われて、結構恥ずかしい思いをしますね(笑)。

――ウソバーッカは悪役ですが、悪役を演じる醍醐味(だいごみ)はどういうものですか?

悪役は自由ですね。悪役がちゃんと存在することで作品のバランスが取れるし、正義の側を見て悪役の自分がどうあるべきか考えながら役作りをしていくのも面白いし、悪役はすごく魅力的だなと思います。嫌いじゃないです。

それによってプリキュアたちのキャラが立ってくれたらうれしいです。でも、うわさによると悪役っていい人にしかできないらしいですよ(笑)。

――プリキュアシリーズの劇場版では、子どもたちがライトを振ってスクリーンの中のプリキュアたちを応援します。

あれはすごくいいと思います。本気で頑張れと応援していて、純粋じゃないですか。作っている人たちからしたら、あんなに幸せなことはないですね。

子どもたちがライトを振って応援している映像を見せてもらいましたが、見せてくれたスタッフの人がとても良い笑顔でしたね。僕も劇場であれを見たいです!

――子どもたちは、プリキュアが北村さん演じるウソバーッカをやっつけるように本気で応援するでしょうね。

収録しているとき、プリキュアだけでなく子どもたちにもやられるから、大きく「グワ〜〜ッ!」とやられなきゃって思いましたよ。

あそこはリアルにやっても、何も面白くない! ぜひやられっぷりを見てほしいです。

――それに、最初の方でお話に出た北村さんのご友人のお子さんも劇場で映画を見るでしょうね。

必ず見ますね。友達の子どもの女の子は、昔から知っていますし家に遊びに来たときは“プリキュアごっこ”に付き合わされているので、確実に僕はウソバーッカをやらされますね(笑)。(ザテレビジョン・取材・文=武富元太郎)

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