松雪泰子も絶賛!石橋陽彩の歌声は「聞くだけで涙が出てくるようなピュアな声」

松雪泰子も絶賛!石橋陽彩の歌声は「聞くだけで涙が出てくるようなピュアな声」

映画「リメンバー・ミー」の日本語吹き替えを担当した石橋陽彩と松雪泰子(写真左から)

1年に一度、故人に思いをはせ、魂を迎えるお祭り“死者の日”をテーマに、カラフルで美しい“死者の国”での大冒険を描いた映画「リメンバー・ミー」。3月16日(金)からの公開を目前に、日本語版声優でイメルダを演じた松雪泰子と主人公・ミゲル役で声優初挑戦の石橋陽彩にインタビューを行い、それぞれが演じた役の印象や苦労した点、見どころなど、今作に懸ける思いを聞いた。

――演じられていかがでしたか?

石橋:声優初挑戦だったので、最初は緊張と不安でいっぱいでした。でも練習を重ねるうちに、ミゲルに近づいて演じることができました。

松雪:すごく威厳があって強い方なので、どういうふうに威厳を出せるかなって試行錯誤しながらやっておりました。

――それぞれ演じたキャラクターについて、どんな人だと思いましたか?

石橋:すごく真面目で自分が決めたことに対して、一直線で駆け抜けていく子だなって思いました。僕もミゲルも歌が大好きでミュージシャンになりたいという思いが一緒なので、演じやすかったです。それに普段から歌うことが大好きなので、とても楽しんでできました。

松雪:かつて音楽によって愛する人を失ってしまい、1人で家族を背負って生きていかなきゃいけなかった人であり、生きていくために靴屋さんを始めるのですが、そういった生きるための強さを持っている人だと思います。とかく家族を守らなきゃいけないという強い信念がある人なので、それが“音楽は禁止というおきて”になっていったのかなって思いました。

――お2人の歌唱シーンがとても印象的でしたが、難しかった点と手応えについてお聞かせください。

石橋:新しい歌い方というか、監督から「今の歌い方だと大人っぽい」と言われて。「小学校4、5年生くらいに戻った感じで歌うように」と言われました。なので、3年前くらいに戻った感じで歌うのが難しかったですね。あとは、全体的に全部がキーが高い曲だったので、高音を出すのに苦労しました。

松雪:メキシコの民謡を歌うってことが人生で初めてだったので、抑揚を捉えるのがすごく難しかったです。そしてそれを日本語で、かつ原曲が持つ空気感や音圧、またイメルダが歌うということを落とし込むのに苦労しましたね。

なので、練習を重ねた上で何度もリハーサルして臨みました。ただ、監督からは「きれいに音階を追い過ぎてしまうと、ダイナミックさがなくなってしまうのでエネルギーを感じるように」って言われていたので、最終的には自由に歌ってワンテイクで録りました。

――互いの歌を聞いて、いかがでしたか?

石橋:本当に素晴らしかったです。大きなステージで歌っているときとか、すごいなって思いました。

松雪:聞くだけで涙が出てくるようなピュアな声で、本当に素敵だなって思いました。

――どのくらい練習しましたか?

松雪:1カ月半くらい、毎日練習していましたね。

石橋:長い期間で収録していたんですけど、夏休みを挟んでから録った時に声変わりもあって、声が低くなっていたので高音を出すというのが大変でした。休み明けに「大人っぽくなったね、1カ月で変わるもんなんだね」って言われました。でもその前から声変わりの対策をしていたので、そのときがきたなっていう感じでした(笑)。

――それはどういった対策ですか?

ファルセットをたくさん出すことで、高音をキープして音域の幅が広くなるようにして、低音も高音も出せるようにしていました。

――役作りはどんなふうにしましたか?

石橋:誰かを参考にというよりは、自分の声でミゲルというキャラクターを表現できるようにしようと思いました。

松雪:普段から役柄によって声の設定、どのトーンを使うかっていうのを決めるんですけど、元々がローボイスなので、素直に発声してしまうとちょっと落ち着いた感じになってしまって、イメルダのキャラクターに合わないかなと思って。がらっぱちにも聞こえつつ、でも深みもある音圧っていうのを何度か試しながら演じました。

――実際に作品をご覧になっていかがでしたか?

石橋:すごくメッセージ性が強くて、どの年齢層が見ても感動するし、自分の家族を思い出しながら見られる物語だなって思います。また、“死者の国”はとても素敵だし、こんな街が実際にあったらいいのになって思いました。

松雪:世代を超えた愛の物語だし、メキシコの文化と色彩を見事に映像で捉えていて本当に素晴らしいと思いました。一番最初に見せていただいたときは、今までにない大人っぽい作品なんだっていう印象でしたね。人生や家族、愛というのは普遍的なテーマだし、どの世代のどの人にもヒットすると思います。

“死者の国”は、お盆とは違って華やかでもっと身近な楽しい、お祭りみたいな感じですよね。先祖とこんなふうに会えるならいいなって思いました。

――今後の目標をお聞かせください。

石橋:これまでは歌手を目指してきたのですが、歌手だけでなく声優や舞台など、いろんなジャンルに挑戦していきたいと思います。こんな大役をいただいたので、いろんなことにつなげていきたいです!

松雪:日々精進していきたいと思います。ミュージカルが大好きなので、機会があればぜひやってみたいですね。

映像や物語はもちろんのこと、松雪と石橋の歌声に注目が集まりそうだ!(ザテレビジョン)

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