ケン・ローチが“引退宣言”を撤回した最新作が公開! テーマは「現代の家族の姿」

ケン・ローチが“引退宣言”を撤回した最新作が公開! テーマは「現代の家族の姿」

12月13日(金)より公開される、ケン・ローチ監督最新作「Sorry We Missed You(原題)」

イギリス映画界を代表する名匠、ケン・ローチ監督の最新作「Sorry We Missed You」(原題)が、12月13(金)より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか、全国で順次公開されることが決定した。

2016年のカンヌ国際映画祭にて、最高賞パルムドールを受賞した「わたしは、ダニエル・ブレイク」を最後に、映画界からの引退を表明していたローチ監督。

そんなローチ監督が、引退宣言を撤回してまで本作「Sorry We Missed You」で描きたかったのは、時代の波に翻弄される「現代の家族の姿」だ。

舞台はイギリス北東部のニューカッスル。一家のあるじ・リッキーは、マイホーム購入を夢みて大手配送業者のフランチャイズの下請けドライバーとして働き出す。

母・アビーはホームヘルパーとして朝から晩まで働く毎日。家族で過ごす時間が減っていく中で、息子・セブと娘・ジェーンは寂しさを募らせてゆく…。

■ “人々の働き方”をめぐる問題は世界共通?

これまでローチ監督は、労働者や社会的弱者に寄り添い、彼らを取り巻く現実とそれでも明日を懸命に生きようとする人々を描き続けてきた。

本作では、理不尽なシステムによる過酷な労働の中で、社会の下層から這い上がれない家族を通し、現代社会への「怒り」を描いている。

「働き方」という点では、昨今話題となっている日本のコンビニエンスストアの 24時間営業問題なども連想させ、私たち日本人にとっても他人事ではないテーマが描かれている。

■ 自身3度目のパルムドール獲得なるか?

現在開催中の第72回カンヌ国際映画祭では、コンペティション部門にノミネートされており、「麦の穂を揺らす風」、「わたしは、ダニエル・ブレイク」に続き、3度目の最高賞パルムドール受賞も囁かれている本作。

巨匠ケン・ローチが、美しく力強い家族の絆を通して描く、現代社会へ向けたメッセージとは? 世界が注目する最新作の公開を楽しみに待とう。(ザテレビジョン)

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