<トイ・ストーリー4>アフレコ初挑戦のチョコレートプラネット、「トイ・ストーリー5」主演を宣言!?

<トイ・ストーリー4>アフレコ初挑戦のチョコレートプラネット、「トイ・ストーリー5」主演を宣言!?

映画「トイ・ストーリー4」でアニメ声優デビューを果たしたチョコレートプラネット(右:長田庄平、左:松尾駿)

ついに7月12日より公開となった、ピクサー映画最新作「トイ・ストーリー4」。本作で初登場となるキャラクター、ぬいぐるみのダッキー&バニー役でアニメーションの声優に初挑戦しているのが、チョコレートプラネットの二人だ。

今回ザテレビジョンでは、バニーを演じた長田庄平とダッキーを演じた松尾駿の二人を直撃。アフレコ初挑戦の感想をはじめ、ダッキー&バニーへの愛着や、意外な“おもちゃ愛”などを語ってもらった。

■ 「『まぼろし〜』が『げんじつ〜』になってよかったです(笑)」(松尾)

──お二人は、「トイ・ストーリー」シリーズをご覧になったことは…?

長田庄平:もちろんありますよ。ピクサーの作品は全作見てますけど、中でも「トイ・ストーリー」は思い入れが深いシリーズですね。特にパート1は、上映された時(1995年)に映画館で見てますし、大好きな作品です。

松尾駿:僕もおんなじ。シリーズ全作、大好きです。ていうか、「トイ・ストーリー」が嫌いな人なんて、いないんじゃないですかね。

──今回お二人は、そんな大好きな「トイ・ストーリー」の世界の“一員”になったわけですけれども。

長田:マジで夢を見てるのかなって思うくらい、本当にうれしかったです。今回のオファーを頂くずっと前、「トイ・ストーリー4」ができると聞いたときから、楽しみだなって思ってたんですよ。それがまさか…、自分が出演できるなんて想像すらしたことがなかったので、びっくりしちゃって。

松尾:僕も最初に話を聞いたときは、(IKKOのモノマネで)「まぼろし〜」と思ったんですけど、「げんじつ〜」になってよかったです(笑)。

──作品を拝見して、予想していた以上にお二人の声のお芝居が堂に入っていて驚きました。アニメのアフレコは初挑戦だったそうですが、実際に体験してみて、いかがでしたか?

長田:当たり前ですけど、最初はやっぱり「いや〜、これは難しいなぁ」と。僕らは普段コントをやっているので、実は芝居にはちょっと自信があったんですけど、今回声優をやらせてもらって、全然違うものなんだなと痛感しました。声だけで感情を表現するというのが、こんなに難しいとは思いませんでしたね。だから最初は、その感情表現の部分でつまずいてしまうところがあったんですけど、やっていくうちに、だんだんなじんでいって。最終的には、楽しくできたんじゃないかと思います。

松尾:僕も同じように、最初は難しくてめっちゃ不安だったんですけど、途中から、自分はダッキーなんじゃないかと思うようになってきて(笑)。監督も「楽しんでやってください」と言ってくださったので、そこから気持ちも変わって、割とリラックスして、すんなり演じられるようになりました。

長田:やっぱり、コンビっていうのがよかったのかもしれないですね。収録中、常に相方が横にいるおかげで、早めに緊張が解けたのかもしれないし、ダッキーとバニーの掛け合いも、コンビだからこそ、割とテンポよく、かつリアルな感じも出せたのかなと。

松尾:監督が「2人のノリを出してくれたら、それでいい」と言ってくださって、その言葉が妙に腑に落ちたんですよね。そうか、芸人がこの役をやる意味は“ノリ”にあるんだなって。

■ 「ダッキー&バニーの、スネてて腐ってる感じが、他人とは思えなくて(笑)」(長田)

──それぞれ、お互いの演技について感想をお願いします。

長田庄平:(松尾駿のダッキー役は)何かイイ感じで合ってるなと思いますね。相方は結構特徴的な声なんですけど、割とダッキーにハマってるんじゃないかと。でもね、収録している最中、相方の芝居を見て「うわっ、こいつ全然アカン!」って思ったことが何度もあって(笑)。だけど、いざ自分がやってみると、自分も全然アカンかったっていう…。

松尾:(笑)。他人のダメなところは分かるんですけど、自分のダメなところは分からないんですよねぇ。

長田:ただ、やっていくうちにだんだん分かってくるんですよ。収録中、相方の芝居を横で見ていて、「今のはなかなかいいな」と思うと、実際に監督からもOKが出て、逆に「それはダメだろ」と思うと、やっぱりNGが出る。それを見ながら、自分の芝居も調整してました。

松尾:お互いにどんどんうまくなっていく…と言うのもおこがましいんですけど、演じてるうちに、それぞれのキャラクターが自分たちの中に入っていく感じはありましたね。

──ダッキーとバニー、それぞれご自分と似ている部分はありますか?

長田:ダッキーとバニーは、移動遊園地の射的の景品として、長い間ずっと壁につるされていて、なかなか子どもにもらってもらえないという、不遇な境遇にいるぬいぐるみなんですね。そのせいで、いつもどこかスネてるんですけど、その腐ってる感じが、他人とは思えなくて(笑)。僕らも売れるまでにすごい時間が掛かりましたから。

松尾:そうそう、ちょっとひねくれてる感じとか、「あの頃の俺らと同じじゃん!」って。もしかしたら、僕らを参考にしてダッキー&バニーを作ったんじゃないかと思うくらいです(笑)。

■ 「おもちゃ一つ一つ…というか一人一人に、バックボーンがあって。だから笑えるし、泣けるんです」(松尾)

──出来上がった作品を初めてご覧になった感想は?

長田庄平:本当にもう、作品としては完璧ですよね。クライマックスではずっと泣いてました。

松尾駿:僕も泣いちゃいました。あと、最後のエンドロールに僕らの名前が出てきたときも、グッとこみ上げるものがありましたね。

長田:ただ、自分たちの芝居に関しては、見るまではちょっと怖かったんですよ。収録のときはシーンごとにしか見ていないので、自分たちの声がダッキー&バニーにちゃんとハマっているか、今一つ自信がなかったんです。でも見てみたら、とりあえず違和感はなかったんで、よかったなと。

松尾:そういえば、映画館の予告編とかネットのニュースで、僕らが出演するっていう情報が流れたときに、世間の反応が気になって、ネットで調べたんですよ。悪口ばっかり書かれてるのかなと思ったんですけど、実際は「チョコプラの声が楽しみ」とか、意外と好意的な意見が多くて…。ネットやってる人って、みんないいヤツなんだなって(笑)。

長田:「トイ・ストーリー」が好きな人は、みんないい人に決まってるでしょ(笑)。

──ネタバレにならない範囲で、それぞれお気に入りのシーンを教えてください。

長田:そうですねぇ…一番好きなシーンを言っちゃうと、本当にネタバレになっちゃうからなぁ(笑)。でも、自分で言うのも何ですけど、ダッキーとバニーのシーンは全部好きですね。どれもちゃんと笑えるシーンになっていると思います。

松尾:僕は、バイクスタントマンのおもちゃのデューク・カブーンが、めちゃくちゃ面白くて。同じお笑いシーン担当として、嫉妬するくらいに面白かったですね。しかも、ちょっと哀愁があるのがいいんですよね。

長田:前の持ち主を思い出しちゃうところとかね。何かいいんだよね、あの切ない感じ。

松尾:おもちゃ一つ一つ…というか一人一人に、バックボーンがあって。だから笑えるし、泣けるんですよね。

■ 「死ぬまでバニーの声をやっていきたいと思っています」(長田)

──今後、もしピクサー作品で他のキャラクターを演じるとしたら?

長田庄平:いや、僕はもう、死ぬまでバニーの声をやっていきたいと思っています。ピクサー作品の日本語吹替版の声優をされている方々って、皆さん、あんまり他のピクサー作品には出演されていないじゃないですか。だから例えば、バズの絵を見た人は、誰もが所ジョージさんの声を思い浮かべますよね。僕なんか全然まだまだですけど、その域を目指したいですね。

松尾駿:あと、実際問題、これ以上いい役は来ないと思うんですよね(笑)。それに僕、声のレパートリーが少ないので…。ダッキー以外は、IKKOさんの声しかできないですから(笑)。

──あと、坂上忍さんの声はできますよね(笑)。

松尾:あ、そうですね(笑)。

長田:じゃあ、IKKOさん、坂上忍さん、和泉元彌さん、氷室京介さんが出るアニメを作ることになったら、ぜひ…。

松尾:ねえわ!

長田:あっても、ご本人が演じた方がいいか(笑)。

──お二人ともピクサー作品のファンとのことですが、「トイ・ストーリー」シリーズ以外に、好きなピクサー作品は?

長田:僕は、「ウォーリー」(2008年)が大好きで。あと、ピクサーって短編もいっぱいあるじゃないですか。それも面白いんですよね。

松尾:僕は「モンスターズ・インク」(2001年)ですね。当時、生まれて初めてできた彼女と二人で、お台場の映画館に見に行ったんですよ。劇中に吹雪のシーンがあるんですけど、それがすごくきれいで。それで思わず隣に座ってる彼女に「きれいだね」って声をかけたら、「うるさい!」って、キレられて(笑)。今ではいい思い出です。

長田:しょうもない思い出だな!(笑)

■ 「できれば、ダッキー&バニーのスピンオフを」(長田) / 「評判がよかったら『トイ・ストーリー5』の主人公に!」(松尾)

──ちなみに、お二人が子供の頃、大事にしていたおもちゃってありましたか?

長田庄平:僕はロボットが大好きで、金属でできたロボットの人形が宝物でした。いつも肌身離さず、どんなところにも持っていって遊んでましたね。でもある日、お風呂場で遊んでいたら、ロボットの頭の部分だけ排水溝に流れていっちゃって…。という、すごく悲しい思い出があるんですけど、「トイ・ストーリー4」を見て以来、あのロボットの頭は今どうなっているのか、すごく気になってます(笑)。他のおもちゃに助けられて、どこかで幸せに暮らしていてくれたらいいんですけど(笑)。

松尾駿:僕は箱根出身で、山で育ったので、“木の棒”がおもちゃでしたね。その棒を持って、山の中に入っていってました。

長田:それ、おもちゃなの? 実用品でしょ(笑)。

松尾:お気に入りの棒が、親に捨てられたりしてたまになくなってることがあって。そういうときは本当に悲しかったですね。

──そうすると、新しい棒を探しに?

松尾:そうなんですよ、でもね…。

長田:いやいや、棒で話を広げなくていいですから(笑)。

松尾:でも、なかなか自分の好きな形の棒が見つからなくて…。

長田:だからもういいんだよ、棒の話は!(笑)

──では、話を戻します。「トイ・ストーリー4」は、シリーズの今後をいろいろと想像させる物語になっていると思うのですが…。

長田:そうですね。正直、前作の「トイ・ストーリー3」(2010年)が、完璧な終わり方だったじゃないですか。「トイ・ストーリー4」ができると聞いた時は、「あの結末から、どうやって新しい物語につなげていくんだろう?」と思ったぐらいですから。でも、いざふたを開けてみたら、4作目として見事なストーリーになっていて。むしろ前作を超えるくらいの感動的な話になっているので、ぜひ「トイ・ストーリー5」「トイ・ストーリー6」と続いてほしいなと思いますね。で、できれば、ダッキー&バニーのスピンオフみたいな作品もできたら、うれしいんですけどね。

松尾:いいね〜。そのスピンオフの評判がよかったら、「トイ・ストーリー5」「トイ・ストーリー6」でダッキー&バニーが主人公に…。

長田:それは話が違ってくるでしょ、主人公はやっぱりウッディじゃないと(笑)。(ザテレビジョン)

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