山本舞香、芝居に対する考え方に変化「相手の動きやセリフなどを意識するように」<Interview>

山本舞香、芝居に対する考え方に変化「相手の動きやセリフなどを意識するように」<Interview>

山本舞香がインタビューに応じた

石田スイの同名人気漫画を実写映画化した「東京喰種 トーキョーグール【S】」が、7月19日(金)より全国公開。

2年前に世界公開され話題を呼んだ第1弾に続き、不慮の事故から人を喰らわないと生きられない喰種(グール)と人間のハーフになってしまった主人公のカネキを窪田正孝が演じ、食に異常なこだわりを持つ史上最悪の喰種・月山役で松田翔太が新たに参加している。

松田同様、今回からの出演となった山本舞香は、互いの生と正義を賭けた喰種同士の闘いが展開される中、喰種たちが集う喫茶店「あんていく」で働く喰種・トーカを演じる。

インタビューでは、トーカを演じる際に苦労した点やアクションシーン秘話、芝居に対する考え方の変化などを語ってもらった。

――今回、出演オファーを受けた時の感想を教えてください

作品の名前は知っていたのですが、原作を読んだことがなくて。私は漫画を読むのがそんなに得意ではないので、アニメ版と前作の映画を見て勉強しました。

――作品の世界観についてはどう思いましたか?

脚本を読んだ時に全然想像がつかず、どうやって撮影するんだろうっていうワクワク感の方が大きかったです。トーカという役は、本読みの段階でもどういうキャラクターなのかつかめませんでした。

アニメに寄せ過ぎてもダメだし、漫画を忠実に再現するのは無理なので、演じる上で髪形やメーク、服装に助けられた部分はあります。

――人気漫画の実写化ということで苦労した点も多かったのですか?

漫画の実写化ということだけではなく、前作からの世界観もある中で今回から新しく参加することになったので「できる気がしない。無理だと思います」って、窪田さんに自分の素直な気持ちを伝えました(笑)。

――窪田さんからは何かアドバイス頂けましたか?

「舞香なりのトーカでいいよ」って言ってくださったので、少し安心しましたし、頑張って自分なりのトーカを演じようと思いました。

――“自分なりのトーカ”を演じる上で意識した点は?

トーカってツンデレな女の子だと思うんですよ。窪田さんが演じる主人公のカネキや、トーカのことを友達だと思ってくれている依子(森七菜)への対応を見ていても感情が伝わりにくい。

声のトーンを工夫したり、いろいろ考えたりしながら演じましたけど、すごく難しかったです。

――監督からリクエストされたことは?

監督から「こうやってみて」と言われたらその通りに演じますけど、何か自分の中でしっくり来ない時は「ちょっと違うような気がします」ってはっきり伝えていました。

物語終盤の教会のシーンでは、私が思っているトーカの感情と監督がイメージしているものが違っていたりして。他の場面でもセリフのニュアンスや会話の間について結構話し合いました。

トーカに対しての気持ちが自分の中で熱くなっていたのだと思います。そんな私のことを、窪田さんは温かく見守ってくださいました。

――他の作品でも監督と話し合うことは多いんですか?

割と自分の意見を言うタイプかもしれません。自分がこうしたいと思うことがあったらドライの前に監督に伝えて「いいんじゃない」って言われたらやってみたり。セリフについても疑問に感じたら相談することがあります。

■ ワイヤーアクションはすごく大変で…

――月山(松田翔太)との闘いをはじめ、激しいアクションシーンも見どころの一つですね。

カネキとトーカの特訓シーンは3日ぐらい、教会のシーンも5日ぐらいかけて撮影しました。もともと空手をやっていたので体を動かすのは大好きなんです。

おかげで体幹はしっかりしていると思います。今回はアクションの中に空手の構えなども取り入れてくださったので、昔の経験が生かされました。ただ、ワイヤーアクションはすごく大変で。慣れるまでにかなり苦労しました。

――アクションシーンを含め、かなりハードな描写が多い点も特徴だと思います。

トーカもいろんなところを傷つけられます。どれぐらい痛いものなのか経験したことがないから、とりあえず大きな声で叫んでいました(笑)。完成した映像を見た時に思ったのは、窪田さんのお芝居は本当に痛そうなんです。

その痛みを経験したことがあるんじゃないかと思うぐらいリアル。現場で、窪田さんのお芝居を見て勉強すれば良かったなって後悔しました(笑)。

――今作も含めて、演じる時に心掛けていることはありますか?

最近は相手とのお芝居を考えるようになりました。自分はこう演じたいと決めて現場に行くのではなくて、相手の芝居を見ながらそれに合わせていこうと。

それがハマる場合もありますし、全然つかめないこともあるんですけど、自分のことばかりではなく相手の動きやセリフなどを意識するようになったと思います。

昨年、出演した映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」(2018年公開)から、そんなふうに考えられるようになった気がします。

――映画の撮影期間中はハードな日々が続いたと思うんですけど、気分転換に何かしたことは?

映画を撮っている時は本当にバタバタしていて。誕生日を移動の車の中で迎えるぐらい忙しかったので、気分転換する時間はなかったです。時間に余裕がある時は…、それでも家にいることが多いですね(笑)。

――割とインドア派ですか?

たまにお買い物に行くこともありますけど、海外ドラマを見るのが好きなので、1回見始めるとハマっちゃうから結局外に出ないんです(笑)。

――なるほど(笑)。あらためてファンの皆さまへメッセージをお願いします。

喰種と喰種の闘いも見どころですが、人間と喰種のドラマもとても素敵なものになっているので、注目していただきたいです。最後の最後、エンドロールまでしっかり見てください。(ザテレビジョン・取材・文=月山武桜)

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