犯人よりやばい!?被害者のはずの美熟女の本性が、怖すぎる…!

犯人よりやばい!?被害者のはずの美熟女の本性が、怖すぎる…!

1匹の黒ネコの何気ない行動が、すべての始まりに…

嫉妬心、復讐心などの世に言う“女の本性”。その枠には簡単にあてはめられない、アブノーマルな本性を持つ女性キャラが登場した!演じるのは、フランスの名女優イザベル・ユペール。強烈なインパクトで数々の映画賞をさらい、フランス映画にしてアカデミー賞主演女優賞ノミネートも果たした話題作『エル ELLE』(8月25日公開)の主人公だ。

自宅で突然覆面の男に襲われてしまったゲーム会社社長の主人公・ミシェル。彼女は、自ら犯人を探す過程で、疑わしき男たちへと次々にアグレッシブな罠をしかけ、行動をエスカレートさせていく。ハイソでエレガントな彼女が、笑顔で身の毛もよだつ話をしたり、男の車の窓を割ったり、食事会のテーブル下でこっそり男の股間をさすって誘惑したり。ゾーッとさせられるその戦略家ぶりは、爆薬のようでとにかく怖い…。

強姦を題材としていながら、それをきっかけにあぶりだされた彼女の恐るべき本性が、実に危なすぎるのだ。その強靭な精神力と妖艶な魅力には、思わず彼女が被害者だということすら忘れて混乱してしまう。

なんと言っても見どころは、イザベル・ユペールの体を張った美しい怪演。知性と気品をたたえながら、大胆不敵な行動を無謀にもガツガツ実行する様には圧倒される。

監督は、“物議を醸す名人”と言われる、鬼才・ポール・バーホーベン。『トータル・リコール』(90)や『氷の微笑』(92)など、常に時代を挑発する作品でセンセーションを巻き起こしてきた彼が、御年79歳にして帰ってきた。本作も彼らしい常識を覆す異色作に仕上がっている。

毒だとわかっていながらも、惹かれてしまう。そんな変態的な魅力をたたえる鋭利なダーク・サスペンス。劇場に足を運ぶ際は、表面的な道徳性から完全に解き放たれるべし!【トライワークス】

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