『ドリーム』本編ちょい見せ!コンピュータより早い計算力で黒人女性がNASAの歴史を変える!

『ドリーム』本編ちょい見せ!コンピュータより早い計算力で黒人女性がNASAの歴史を変える!

“人間コンピュータ”としてNASAに貢献した数学者キャサリン(ヘンソン)

NASAによる宇宙開発の歴史的偉業を陰で支えた黒人女性3人の活躍を描き、第89回アカデミー賞で3部門にノミネートされた話題作『ドリーム』(公開中)。ついに日本でも公開となった本作から、象徴的な劇中映像が到着!ヒロイン・キャサリンの天才的な計算能力に思わず息をのむ。

映像は、1960年代初頭にソ連と熾烈な宇宙開発競争を繰り広げていたアメリカ・NASAが、劣勢を覆そうと重要会議を行うシーン。アメリカ初の地球周回軌道飛行の日が迫り、地球帰還の軌道計算がいつ出来るのかと紛糾するその場を収めるため、本部長のハリソン(ケビン・コスナー)が、キャサリン(タラジ・P・ヘンソン)にその場で計算するよう促す。

黒人女性として重要な会議に初めて出席した彼女は、その能力を知らない白人男性たちに厳しい目で見られる中、当時のコンピュータを凌駕する超絶的な計算をチョーク一本でスラスラと黒板に書き連ねていく。圧倒的パフォーマンスを披露し、搭乗予定の宇宙飛行士ジョン・グレン(グレン・パウエル)も「気に入った」と、キャサリンのはじき出した数字にその場で信頼を寄せるのだ。

キャサリン役のヘンソンは、有能な数学者を演じるにあたり数学を猛勉強したそうで「本作を観る人たちの中には、数学を職業にしている人もいるはずだから、正しくやったほうがいいと思ったの。本当に大変だった、何度も泣きたいと思ったほど。でも、自分が観客だったら、間違った数学を見て不満に思うはずだから、やるしかなかった」と振り返る。まさしくその努力と決意が刻まれた場面となっている。

人種差別や性差別が色濃く存在していた時代に、国の一大プロジェクトの根幹となる計算を彼女に託したハリソンを演じたコスナーは、今まで語られてこなかったこの物語に驚きが隠せなかったという。「驚いたのは、アメリカ合衆国が素晴らしい人たちのスキルによって作られたことは知っているが、大きな貢献をした人たちが必ずしも公に知られてはいないこと。彼女たちは、名前をあちこちに掲げられてはいないかもしれないが、宇宙計画に対して、さらには人々の生活や、我々全員にも大きな影響を与えた人たちだったんだ」。

黒人ゆえ理不尽な境遇に立たされながらも、諦めずに闘い続けたキャサリンたち。そんな彼女たちの知られざる感動の物語を、そして宇宙開発の歴史において新たな一歩が刻まれる瞬間を、ぜひ劇場でチェックしてみてほしい。【トライワークス】

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