ジェイク・ギレンホールがエイミー・アダムスに心酔!「すっかり彼女のファンになってしまったよ」

ジェイク・ギレンホールがエイミー・アダムスに心酔!「すっかり彼女のファンになってしまったよ」

ギレンホールが一人二役に挑む!

昨年のヴェネチア国際映画祭で第二席に当たる審査員大賞を受賞したミステリー『ノクターナル・アニマルズ』(11月3日公開)。ゴールデン・グローブ賞ではアーロン・テイラー=ジョンソンが助演男優賞に輝き、アカデミー賞ではマイケル・シャノンが助演男優賞にノミネートされるなど、演技陣に対して極めて高い評価が寄せられた本作で、エイミー・アダムスとともに主演を務め、個性の強い俳優たちを牽引したジェイク・ギレンホールが作品の魅力や役作りの裏側、そしてアダムスの印象を語るインタビュー映像が解禁された。

ニューヨーク生まれの作家オースティン・ライトが93年に発表した小説を原作にした本作は、アートギャラリーを営むスーザンの元に、20年前に別れた元夫からの小説が届くことから始まる。暴力的で衝撃的な内容の小説に、元夫に隠れた才能があることに気付くスーザン。何故彼が小説を送ってきたのかというミステリーと、失った愛をめぐるラブストーリーが、現実と小説の世界を交錯しながら描かれていく珠玉の一本である。

はじめにギレンホールは、脚本との出会いについて「今まで読んだ脚本で一番素晴らしかった」と明かす。極秘資料として扱われる脚本は、赤い色をしていることが多々ある中で、いつもと違う赤色をしていることに、フォードらしさを感じたそうだ。「この映画は報われない愛を描いている」と作品の内面性を分析したギレンホールは「脚本が僕に語りかけてきたのだ」と、出演を決めた経緯を語った。

監督を務めたトム・フォードといえば、グッチやイヴ・サンローランのクリエイティブ・ディレクターとしてその名を轟かせたファッション界の寵児。2005年には自身の名を冠したブランドを立ち上げ、2009年には映画界にも進出。初監督作となった『シングルマン』では、主演を務めたコリン・ファースをオスカー候補に導いたのだ。

また、本作が初共演となるエイミー・アダムスについては「とても敵わない。最高の俳優だ!」と大絶賛。「彼女の演技のアプローチの仕方は、どんな些細なことも勉強になった」と振り返り、共演シーンが少なかったことを残念がった。

「これだけ深い尊敬の念を抱ける共演者に出会えて本当に良かった。すっかり彼女のファンになってしまったよ!」と、これまで5度もオスカー候補に挙がった稀代の名女優への想いを語るギレンホール。

「普段あまりなりたくないような男になったんだ」と自身の演じた役柄を振り返ったギレンホールは、役作りのために自分の欠点探しをしたことを明かした。本作で彼は、繊細な元夫のエドワードと、小説の中に登場する気弱な男トニーを器用に演じ分けている。彼の怪演によって本作の輝きがより一層増しただけに、新たな代表作の誕生と呼び声が高いのも納得できる。

ギレンホールの驚異のカメレオン俳優ぶりと、今後のアメリカ俳優界を担う実力派俳優たちのアンサンブルは、是非とも劇場で確かめていただきたい。【文/久保田和馬】

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