「スター・ウォーズ」を楽しむための“スカイウォーカー家の人々”入門

「スター・ウォーズ」を楽しむための“スカイウォーカー家の人々”入門

『最後のジェダイ』のキーパーソンとなりそうなジェダイの生き残り、ルーク・スカイウォーカー

いよいよ公開日を迎えた『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』。前作『フォースの覚醒』(15)から2年を経ての最新作とあって、映画ファンの期待も大いに高まっている。まずは“前作を観ておさらいを…!”と思っている人も多いのでは?

1977年の1作目公開から約40年にわたり展開してきた『スター・ウォーズ』シリーズ。実写映画だけでなくアニメ、小説などスピンオフ作品が生み出され、膨大な数のキャラクターが存在する。ここではシリーズの中心で立ち回る“スカイウォーカー”家に注目して解説したい(一族・血縁者に初出は【 】表記)。

■ アナキン、シミ、そしてパドメ

まずは俗に“プリクエル(前日譚)・トリロジー”と呼ばれるエピソード1〜3で活躍した【アナキン・スカイウォーカー】(ジェイク・ロイド、ヘイデン・クリステンセン)。彼は母親【シミ・スカイウォーカー】(ペルニラ・アウグスト)と共に惑星タトゥイーンで奴隷として暮らしていた。だがクワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)に素質を見出され、アナキンはオビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)に師事しジェダイ騎士となる。

エピソード1〜3ではそのアナキンの成長物語と、惑星ナブーの女王(後の元老院議員)【パドメ・アミダラ】(ナタリー・ポートマン)との淡いロマンス(ジェダイは恋愛御法度!)を経て、2人が双子を授かる過程がつづられる。しかし、その誕生と並行して、内に秘めた怒りと恐怖心が災いし暗黒面へ堕ちたアナキンが帝国軍の指揮官【ダース・ベイダー】と化す衝撃的展開も描かれるのだが…。

■ ルークとレイア、双子に課せられた宿命

77〜83年に公開されたエピソード4〜6は“オリジナル・トリロジー”と呼ばれ、双子の兄【ルーク・スカイウォーカー】(マーク・ハミル)を主人公に展開する。彼は自身の真の素性を知らずタトゥイーンで育ち、妹は産まれて間もなく養子に出され【レイア・オーガナ】(キャリー・フィッシャー)として、帝国軍に反旗を翻す反乱軍に参加していたが、ダース・ベイダー(デヴィッド・プラウズ、声:ジェームズ・アール・ジョーンズ)に捕らわれてしまう。

レイアに仕える2体のドロイドC-3POとR2-D2と運命的に出会ったルークは、年老いたオビ・ワン(アレック・ギネス)や宇宙のならず者【ハン・ソロ】(ハリソン・フォード)の助けを得て、帝国軍との戦いに身を投じレイアを救出する。

特筆すべきはエピソード4公開当時、ルーク、レイア、そしてベイダーの血縁関係は示唆されずに描かれた点にある(3人もお互いを家族だとは露知らず)。当初、定番的にルークとレイアがくっつくかと思えば、レイアはソロと恋に落ち、エピソード5終盤、ベイダーがルークとの一騎打ちの際「I am your father」(お前の父は私だ)と告げる展開は、映画史に刻まれる衝撃となった。

■ そして、カイロ・レンに至る!

エピソード6で良心を取り戻し、息子ルークの窮地を救ったベイダー=アナキンはそのまま命を落とす。反乱軍は長き戦いに勝利し、レイアとソロは晴れて結ばれる。そんな2人の間に生まれたのが、現時点でスカイウォーカー一族の末裔となる【カイロ・レン】(アダム・ドライバー)だ。彼は伯父であるルークの下で修行を積んでいたものの、ダース・ベイダーとしての祖父を崇拝し暗黒面へ堕ち、仲間を裏切ってしまう。『フォースの覚醒』では父ソロを葬り、『最後のジェダイ』予告では母レイアも手にかけようとしているような描写も…。どうやらルークとの関係もさらに深く描かれる模様だ。

SF映画の金字塔として多くの人に愛される『スター・ウォーズ』シリーズ。キャラクターに焦点を当てると、宇宙を舞台にした“壮大な家族ドラマ”として楽しめるというのもおもしろい。ファンも未見の人も過去作をチェックしつつ、新作を楽しんでほしい。(Movie Walker・文/トライワークス)

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