『スター・ウォーズ』VS『妖怪ウォッチ』。3度目の直接対決の結果は…?

『スター・ウォーズ』VS『妖怪ウォッチ』。3度目の直接対決の結果は…?

フォースを覚醒させたレイはその修行に臨むことに

ここ数年、冬休みを目前に控えた12月第3週は、ある2大映画シリーズの激戦の舞台になっている――。それはSF映画の金字塔「スター・ウォーズ」シリーズと、社会現象にまでなった大ヒットアニメ「妖怪ウォッチ」だ。

■ 3年連続!洋邦冬の頂上決戦の歴史

初顔合わせとなった15年は、「スター・ウォーズ」シリーズの10年ぶりの新作『フォースの覚醒』(15年12月18日公開)と、映画「妖怪ウォッチ」シリーズの第2弾『エンマ大王と5つの物語だニャン!』(15年12月19日公開)が激突。ファンが待ちわびた最新作とあって公開前からお祭りモードの『フォースの覚醒』だったが、公開週末の動員は土日2日間で80万258人、『エンマ大王と5つの物語だニャン!』の同97万4557人に敗れ、よもやの2位スタートとなった。

翌16年には、スピンオフ映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16年12月16日公開)と、「妖怪ウォッチ」シリーズで初めてアニメと実写を混在させた意欲作『空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』(16年12月17日公開)が対決。この時の公開週末の動員は、『ローグ・ワン』が土日2日間で41万3600人、『空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』が同54万5211人を記録し、「スター・ウォーズ」勢はまたも2位に。2年連続で苦杯をなめる結果となった。

■ 「スター・ウォーズ」念願の首位発進

さて前置きが長くなったが、そうして迎えた3年目。12月17・18日の映画動員ランキングは、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が、土日2日間で動員73万7500人、興収11億2600万円を記録。一方、『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』は、同2日間で動員35万5200人、興収3億9900万円と足踏みし、ついに「スター・ウォーズ」勢が過去2年の鬱憤を晴らし、動員ではダブルスコアを、興収でも約3倍の差をつけ、初登場1位の座を奪取した。

待望の1位スタートを切った『最後のジェダイ』は、15日(金)が初日。前日14日(木)にはプレミアム・ナイト前夜祭(先行特別上映)が行われ、それを含めた4日間の累計は、動員106万人、興収16億1700万円に達した。この勢いのままなら100億円突破も堅そうだが、『フォースの覚醒』の最終興収116.3億円を上回ることができるのか注目される。

「スター・ウォーズ」陣営に初めて敗れ、2位だった『シャドウサイド 鬼王の復活』は、これまでの「妖怪ウォッチ」シリーズで描かれてきた世界の30年後の世界を舞台にした物語。新たな主人公たちが人類滅亡の危機に立ち向かう姿が描かれ、妖怪キャラの偉大なる先輩「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターたちが登場することでも話題を集めている。

■ 女性客は『8年越しの花嫁』に流れた?

続く3位には、土日2日間で動員20万3800人、興収2億6300万円をあげた『8年越しの花嫁 奇跡の実話』が初登場でランクイン。YouTubeに投稿された動画をきっかけに話題となった実話を、佐藤健と土屋太鳳のW主演で映画化した感動作。若い女性を中心とした集客に成功しており、高い満足度を獲得。近年の「スター・ウォーズ」シリーズは女性層を意識した内容・宣伝展開をとっているようだが、ここは“奇跡の実話”で心震わせたい…という感覚が、より女性客に届いたのかも?

新作3本が上位を占めるも、4〜10位は既存作品がキープ。なかでも、公開から7週連続でトップ10にランクインしている『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』は、累計興収19億9000万円を突破。すでに異例と言える大ヒットとなっている。その陰で『最後のジェダイ』と入れ替わるように『ジャスティス・リーグ』が11位へ下がってしまったのは少々寂しさも否めず、再浮上を期待したいところ。お正月興行でこの辺りもどう推移するか、まだまだ注目だ。(Movie Walker・文/トライワークス)

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