黒一色はセンスがモロに露呈?【GG賞ワースト・ドレッサー編】

黒一色はセンスがモロに露呈?【GG賞ワースト・ドレッサー編】

映画の祭典で、不評だったセレブは誰?

先日行われた第75回ゴールデン・グローブ賞の授賞式は、女優たちの「Time’s up」の呼びかけで、ほとんどのセレブが黒い衣装でレッドカーペットを歩くという異例の事態になった。

黒という色の規制があると、ドレスはシルエット、カットアウトによる形やデザイン、そして靴やジュエリーなどの小物使いなどが勝負。真の美しさやセンスが問われる結果になったともいわれている。

トレンドとしては、セクハラを意識してか、パンツスーツが台頭。またプランジネックやスリットなどの過剰な露出は影を潜め、シアー素材やレース使いで上品なセクシーさを演出する傾向にあったようだが、そんな中でセンスを出し切れなかったワースト・ドレッサーをUSAトゥデイ紙など多数のメディアを参考にまとめてみた。

賛否はあったものの、良くも悪くも目立ちすぎてワースト・ドレッサーになってしまったのは、ケンダル・ジェンナーの裾の長さが長短のレイヤーで太ももまで見えるジャンバティスタ・ヴァリのチュールドレス。同賞のレッドカーペットデビューを飾ったとあって張り切り過ぎた感があるが、必ず誰かが帯同しなければならないほど長すぎるトレーンなど「レッドカーペットというよりはプロム向けのドレス」という“場違い感”や“細身の体に膨らみ過ぎのフィット感がない”ドレスという理由からワーストに選ばれた。

日ごろからシンプルが売りのエマ・ワトソンは、珍しく ロナルド・ファン・デ・ケンプのスタンドカラーに襟元と袖のフリル、プリーツとかなり賑やかなデザインのドレスを選択。サテン生地にシワが入っていたこと、バランス感のないうるさ過ぎるデザインに、クリエイチャーズ・オブ・コンフォートのふくらはぎまでのストラップ付フラットサンダルなども、映画界の式典にあり得ないとして不評だった。

またファッションアイコンのハル・ベリーは、キャサリン・ゼタ=ジョーンズと同じズハイル・ムラドのドレスだったが、スカートが短すぎたこともあってベスト・ドレッサーのキャサリンとは反対の厳しい評価を得ることになった。

他には、ワーストの常連であるハイディ・クルムをはじめ、デブラ・メッシング、メリル・ストリープ、ナタリー・ポートマン、サルマ・ハエック、サラ・ジェシカ・パーカー、ケリー・クラークソンのドレスも不評だった。

黒一色の中で「裏切者」扱いをされる可能性が高かったにもかかわらず、黒いドレスを選ばなかった女性もいる。

GG賞主催元の代表でインド出身のジャーナリストであるメヘル・タトナ会長は、「#TimesUp」のピンバッジをつけていたが「このドレスを一緒に選んだ母親をがっかりさせないために」と赤いドレスで登場。

「主張に背いているわけではなく、赤が好きだから」という理由で、胸元が大きくカットアウトされ、骨盤までスリットの入った真っ赤なアトリアのクチュールドレスを着ていたブランカ・ブランコも、露出過剰などが原因なのかワースト・ドレッサーに選ばれている。

現地時間3月4日に行われる第90回アカデミー賞授賞式では、ドレス選びの自由は取り戻されるのか。今後の動向に注目だ。(Movie Walker・NY在住/JUNKO)

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