【日本アカデミー賞】是枝裕和監督の『三度目の殺人』が最多6部門で作品賞!

【日本アカデミー賞】是枝裕和監督の『三度目の殺人』が最多6部門で作品賞!

第41回日本アカデミー賞作品賞は『三度目の殺人』

第41回日本アカデミー賞授賞式が、3月2日にグランドプリンスホテル新高輪で開催。最多6部門に輝いたのは、是枝裕和監督の『三度目の殺人』(17)で、作品賞をはじめ、最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀編集賞、役所広司の最優秀助演男優賞、広瀬すずの最優秀助演女優賞を受賞した。

是枝監督は「チャレンジの連続だったものがこういう評価をいただいて、本当にうれしく思っています」と喜びをかみしめた。

『三度目の殺人』は、主演に福山雅治を迎えた是枝裕和監督・脚本によるサスペンス。裁判で勝つためなら真実は二の次という主人公の弁護士を福山が、得体の知れない不気味な容疑者を役所が、事件のカギを握る被害者の娘を広瀬すずが演じた。

是枝監督は監督賞受賞時に「現場で脚本があまりにも変わっていくので、プロデューサー陣は『これは本当にやばいんじゃないか』ということで、何度も会議室に呼び出されました。この映画のプロセスではヒリヒリした時間を過ごしましたが、信頼していただいたことに感謝してます」と現場を振り返り、プロデューサー陣に礼を述べた。

また「中心に福山雅治さんがいてくれて、悩んで先が見えなくなった時、『大丈夫です。音楽もそういう時に一番いいものが生まれたりしますから』と言ってくださって。彼の下へ届けたいと思います」と主演の福山雅治に心から感謝した。

広瀬は「びっくりしてますけど、ありがとうございます。お腹痛いです」と笑いを取ったあと「是枝監督に素敵な景色を見させていただきました」と監督に感謝した。役所も「おめでとうございます。原田組と是枝組にはさまってすごく複雑な気持ちでしたが、ありがたいです」と、『関ヶ原』(17)も引き合いに出して喜びを語った。

最後に是枝監督は「まだ映画はよくわからないというのが撮り終わった時の感想なので、この受賞を糧にもう1歩先を進みたいです」と謙虚なコメントで締めくくった。

【第41回日本アカデミー賞最優秀賞受賞リスト】

最優秀作品賞:『三度目の殺人』

最優秀監督賞:是枝裕和『三度目の殺人』

最優秀主演男優賞:菅田将暉『あゝ、荒野 前篇』

最優秀主演女優賞:蒼井優『彼女がその名を知らない鳥たち』

最優秀助演男優賞:役所広司『三度目の殺人』

最優秀助演女優賞:広瀬すず『三度目の殺人』

最優秀脚本賞:是枝裕和『三度目の殺人』

最優秀撮影賞:柴主高秀『関ヶ原』

最優秀照明賞:宮西孝明『関ヶ原』

最優秀美術賞:『花戦さ』倉田智子

最優秀録音賞:矢野正人『関ヶ原』

最優秀編集賞:是枝裕和『三度目の殺人』

最優秀音楽賞:鈴木慶一『アウトレイジ 最終章』

最優秀外国作品賞:『ラ・ラ・ランド』

最優秀アニメーション作品賞:『夜は短し歩けよ乙女』(Movie Walker・山崎 伸子)

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