「べっぴんさん」「海月姫」から『ボス・ベイビー』、そしてその先へ。芳根京子の女優魂に迫る!

「べっぴんさん」「海月姫」から『ボス・ベイビー』、そしてその先へ。芳根京子の女優魂に迫る!

芳根京子の素顔にせまる!

「怪盗グルー」シリーズのユニバーサル・スタジオと「シュレック」シリーズのドリームワークス・アニメーションが初めてタッグを組み、全世界で大ヒットを記録した『ボス・ベイビー』(3月21日公開)。スーツを身にまとった赤ちゃん、ボス・ベイビーがティムの家に弟としてやってくる目的は、子犬から赤ちゃんの人気を取り返すこと。

そんなボス・ベイビーの目論見に、兄となるティムの日本語吹替版の声を担当した芳根は「犬はもうしょうがないですよ、可愛いんですもの!」とまさかの子犬派を宣言。頻繁にブログに飼い犬を登場させるほどの愛犬家として知られている彼女は「飼いはじめた時はもう大きかったので、子犬のころが見たいな〜っていつも思っています。だから劇中の“ワンワン株式会社”の戦略はそういうことなのか!って(笑)」。

そして「もちろんボス・ベイビーも可愛いですよ」とすかさずフォロー。「でも違う可愛さですよね、ムロさんですし(笑)」。昨年まで半年間、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」でヒロインを演じた芳根は、10代のうちに母親役を経験している。「いずれ結婚して子どもがほしいなって気持ちもすごくありますけど、いまはまだワンちゃんひと筋ですね」と微笑んだ。

この春で女優デビューから5年を迎えるが、いきなり掴んだ大役「べっぴんさん」を経験したことで、大きく変わったことはあるのか訊ねてみると「その時その時に必死すぎて、なにが変化だったのかわからないくらい…」と思いを巡らせた。そして「ものすごく環境が変わったとは思うんですが、ずっと自分は自分だったので」と、芯の強さを表明する。

また、先日まで放送されていた月9ドラマ「海月姫」では、クラゲオタクのヒロインを演じラブコメディに初挑戦。デビューした当初は作品に出演するたびにブログで反省文を書くなど向上心の強さを垣間見せていた彼女は、押しも押されぬ人気女優へとのし上がったいまでも「反省はします」と自分自身に妥協を許さない。

「もっとこうできたなとか、こう伝わったら嫌だなとか、いろいろと思うことはあります。でも現場で全力でやった結果なので、後悔はしないです」。さらに「その時の自分の限界、自分のすべてがこれだからって思うためにも、常に全力で生きていきたい」と、とても21歳とは思えない成熟した女優魂を見せる。

朝ドラで1人の女性の年代記を演じきってからは、ドラマ「小さな巨人」では新人警察官を演じ『心が叫びたがってるんだ。』(17)ではしゃべることが苦手な女子高生を演じ、本作では7歳の男の子を演じた。「いつも予想外の役どころに挑戦させてもらっているので、できるうちに学生役をまたやりたいなあ」と楽しそうに語る芳根。「前までは学生じゃない役をやりたい!ってずっと思っていましたけど、いまは逆ですね」。

そして3月18日から放送が開始した連続ドラマW「イノセント・デイズ」では、こちらも初挑戦となる刑務官の役を演じている。芳根は、同作で共演した竹内結子の演技に心を打たれたことを明かし「死刑囚役という、ある種脱力した役柄を演じているのに、その目の奥はとても力強い。その目で不思議な世界に引っ張られていく感じです」と、先輩女優から“目の演技”という新たな目標を与えられた様子。ますます磨きがかかっていくだろう、彼女の演技に期待したい!(Movie Walker・取材・文/久保田 和馬)

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