菅田将暉がボクサー演じる『あゝ、荒野』に実力派キャスト集結!

菅田将暉がボクサー演じる『あゝ、荒野』に実力派キャスト集結!

故寺山修司原作の『あゝ、荒野』に実力派キャストが集結

今なおサブカルチャーの先駆者として注目され続けている、故寺山修司が1966年に唯一遺した長編小説の映画化『あゝ、荒野』(2017年公開)。監督に『二重生活』(16)の岸善幸を迎え、ダブル主演として話題作への出演相次ぐ菅田将暉、『息もできない』(09)で世界各国の映画賞を総なめしたヤン・イクチュンが抜擢されていた。そして今回異色の問題作を映画化するに相応しい追加キャストが明らかになった。

本作の舞台は現代の新宿。ボクシングジムで出会った少年院あがりの新次(菅田)と、赤面対人恐怖症に悩むバリカン(ヤン)は社会に見捨てられ、もがきながらもボクサーとしての道を進んでいた。そんな2人と彼らを取り巻く人たちが織り成す友情と愛、そして絶望的なまでの切なさを描いた人間ドラマとなっている。

今回明らかになったキャストは、新次とバリカンに影響を与えるヒロイン、芳子役に演劇界で注目を集め、オーディションにより抜擢された木下あかり。新次のライバルに山田裕貴、新次の母親、京子には木村多江、闇の研究会メンバーである恵子を今野杏南がそれぞれ演じる。さらに脇を固めるのは、でんでん、モロ師岡、高橋和也などの個性豊かな実力派俳優陣。そして、新次とバリカンにとって人生を一変させる程の影響を与えるキーマンでボクシングジムのトレーナー、通称“片目”こと堀口に扮するのはユースケ・サンタマリア。

現在撮影真っ最中のキャストからコメントも到着しており、木村多江は「私の演じる京子は、深い闇を抱えていて、自分の中にある母と女に揺さぶられている。演じながらも答えがなく、自分の感情がどこにいくのか、私自身にもわからない。それでも愛おしい、京子という女に食らいつき生き抜こうと思います」と複雑な役柄へのチャレンジに対して強い意気込みを語った。

作中のキーマンを演じるユースケは「共演する2人は、すごい芝居をする奴らだっていうのは知ってるんだけど、最初から堀口という役どころで2人を見ているので可愛くてしょうがないという感じです。濃密な3人芝居が多いということですごく楽しみです。リアリティをしっかり出していきたいと思います」と主演を務める菅田とヤンについて明かし、頼もしいコメントを寄せている。

映画監督として今作が2作目でありながら大きな注目を集める岸監督は、現代人の抱えるリアルな感情をどう表現して仕上げてくれるのか。菅田とヤンをはじめとする個性的なキャストがどんな熱演をみせてくれるのか。今年いっぱいまで撮影が予定されている『あゝ、荒野』の完成を期待して待ちたい。【Movie Walker】

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