「悪い事なのかな?」 余った給食持ち帰った教員に対する処分に疑問の声多数

堺市で廃棄予定の学校給食を持ちかえっていた男性教諭が減給3か月の懲戒処分を受けた問題が話題になっている。

堺市教育委員会の発表によると、件の教員は勤務先の私立高校で余って廃棄予定だったパン、牛乳を毎日のように持ち帰っていたという。匿名の通報により問題が明かになり、結果的に教師は実費約31万円を弁済した上で依願退職したということだ。

このところ公務員や政治家による不正が頻発しているが、その中ではこの教員の行動は比較的小罪だと感じる人が多いようだ。衛生基準違反の観点や、そもそもこの給食が生徒向けに公費で支給されていたという問題があるものの、余った給食がそのまま廃棄されてしまうということへの問題意識も加わり、TwitterなどSNS上では今回の処分に対する反発の声が多数上がっている。

「余った給食4年間持ち帰って懲戒&減給処分なら、カレーいじめの教師は市中引き回しの上打ち首獄門ぐらいしないと。」

「匿名の通報をした人はなんの正義感を感じたのか。それとも、この教師をセコいやつだと馬鹿にする気持ちでもあったのか。
定時制高校で働く60歳過ぎた老教師が、たかが余ったパンと牛乳を持ち帰ることで職を追われる。嫌な世の中だ。」

「何度読んでも、失職した理由が分からないのだが。生徒の分を取ったわけでもなく、ゴミになるものを引き取ったんでしょ。匿名の通報は何のために。」

https://twitter.com/atsushilonboo/status/1209974689562427393?s=19

また、田村淳さんは、

「『給食』
余った給食を持って帰った高校教諭が減給処分だって…悪い事なのかな?食品ロスが問題になってる昨今…教えるべき事はどうやってロスを無くすかじゃないんですかね?この判断をしてしまった人達の食品ロスに対する意見を聞いてみたい。」

とツイートし、リプライ欄でもさまざまな議論がなされている。

当然ながら、教員の行動は厳密に言えば業務上横領にあたるとか、衛生上の問題で余った給食の廃棄はやむなしという意見もある。しかしそれ以上にSNSのユーザー達が違和感を感じているのは、そういった意見が出てしまう“不寛容な時代”ゆえの窮屈さなのではないだろうか。

※画像はTwitterから引用しました

(執筆者: 中将タカノリ)

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