「押印廃止」判子は「誰かを傷つけるつもりはなかった」 河野太郎規制改革担当大臣がツイート削除を説明

河野太郎規制改革担当大臣は2020年11月4日の記者会見で、2020年10月28日に平井卓也デジタル担当大臣から贈られた「押印廃止」という判子をツイートし削除した件について、「誰かを傷つけるつもりはなかった」と説明。「判子の新たな可能性を模索して提案していきたい」と述べています。

河野大臣のツイートに関しては、印鑑製造が伝統産業のひとつでもある山梨県の長崎幸太郎知事(@kotaro_nagasaki)が次のように反発しています。

唖然として言葉も出ません…ただただ限りない『嫌悪感』。
(決してデジタル化に反対している訳ではない)印章関係者の健気な想いや切実さに対する敬意はおろか想像力すら微塵も感じられない…あたかも、薄ら笑いを浮かべながら土足で戦場の死体を踏み付ける残虐シーンの映画を見ているが如き。

河野大臣は「全国印章協会会長とお会いした際にも、判子の文化はなんとか残したいと申し上げた」と述べて、「落款や印章といった、判子を使ってメッセージを出せる使い方があるのではないか、というパンチの効いたメッセージを平井さんが作ってくれた」と経緯を説明して、削除した理由について「不快に思われる方がいた」といい、「これからも判子の文化の継承に役立つ提案をやっていきたい」と述べています。

同時に、河野大臣は押印の廃止が省庁で進んだことにより、「次の段階」としてオンライン化になじまない業務について、「11月下旬までに示してほしい」と各省庁に要請したといい、「押印が廃止されたものは、オンライン化やペーパーレスが実現できる。これにより行政の手続きにかかる経費と人手が小さくなることを期待している」とその意義を強調しています。

―― 会いたい人に会いに行こう、見たいものを見に行こう『ガジェット通信(GetNews)』

関連記事(外部サイト)