マーベル最新作出演の俳優ギャスパー・ウリエルがスキー中の事故で死去 映画界から哀しみの声

マーベル最新作出演の俳優ギャスパー・ウリエルがスキー中の事故で死去 映画界から哀しみの声
Denis Makarenko / Shutterstock.com

『ハンニバル・ライジング』(2007年)の若き日のハンニバル・レクター役で知られるフランス出身の俳優ギャスパー・ウリエルが亡くなった。37歳だった。俳優人生が好調だった彼に降りかかった突然の悲劇に、映画界から哀しみの声が届いている。

仏AFP通信によると、ウリエルは18日、仏南東部サヴォワ地方でスキー中に別のスキーヤーと衝突。頭部を負傷し重体となり、ヘリコプターでグルノーブルの病院に搬送された。翌19日、彼の家族は代理人を通じてウリエルがその後死去したと伝えた。ウリエルは俳優業のかたわら、高級ブランド・シャネルの香水「ブルー ドゥ シャネル」のイメージキャラクターとして広告塔をつとめた。『ハンニバル・ライジング』では若き日のハンニバル・レクター博士を演じ、『SAINT LAURENT/サンローラン』(2014年)ではデザイナーのイヴ・サン=ローランを演じたことで話題になった。

ウリエルは、マーベル・スタジオのダーク・ヒーローが主人公の最新ドラマ『ムーンナイト』でアントン・モガート/ミッドナイトマンを演じ、2022年3月からの配信を控えていた。ウリエルの突然の訃報に映画界からは哀しみの声が届いている。

■『たかが世界の終わり』の映画監督 グザヴィエ・ドラン

『たかが世界の終わり』(2016年)でウリエルとタッグを組んだ映画監督グザヴィエ・ドランは、追悼コメントを発表。

「この言葉を書こうとすることさえありえないことであり、とても苦しいことです。あなたの控えめに笑う姿、あなたの見守る優しい目、あなたの才能、そしてあなたの人柄のすべてが、輝くような甘美から生まれていたのです。私の人生を変えたのは、あなたの存在であり、私が深く愛した存在でした。そして、これからもずっと愛し続ける存在なのです。もう何も言えません、あなたの旅立ちにただ呆然としています」と追悼した。

■『ハンニバル・ライジング』の映画監督 ピーター・ウェーバー

ウリエルが主演をつとめた『ハンニバル・ライジング』の監督ピーター・ウェーバーは、その当時のウリエルとのツーショット写真とともに追悼した。

「ギャスパー・ウリエルがスキー事故で若くして亡くなったと聞いて、ショックと悲しみを感じています。『ハンニバル・ライジング』で彼と一緒に仕事をしたことがとてもいい思い出です。親愛なる友人よ、安らかに。」と発表した。

これからの活躍も期待されていたフランスを代表する若き映画スター、ウリエルのご冥福を心よりお祈りしたい。

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