川栄李奈が『クレしん』参戦の感動を語る!『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』が描く“家族の絆”
2022年04月19日 11時30分 BANGER!!!
■川栄李奈×『クレしん』ワールド
映画『クレヨンしんちゃん』シリーズの記念すべき30作目『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』が、2022年4月22日(金)より劇場公開を迎える。今回は、「しんのすけがひろしとみさえの子どもではなかった?」という衝撃的なストーリーが冒頭から展開。「しんのすけの本当の母」を名乗るくノ一で、珍蔵という子どもを連れた屁祖隠ちよめが来訪したことで、野原一家は騒然。さらに“抜け忍”であるちよめを追って刺客たちも登場し、しんのすけはちよめともども忍者の里へとさらわれてしまう……。■大人になってから気づいた、『クレしん』の“家族の絆”
―川栄さんは小さい頃からTVアニメの『クレヨンしんちゃん』シリーズに親しんでいたと伺いました。小さい頃はしんちゃんのキャラクターがすごく好きで、ちょっとお下品なことも言ったりするところが子どもながらに面白かったんだと思います。同級生でも観ている子が多かったですね。ただ大人になってから改めて観たとき、こんなに家族の絆が強い物語だったんだと感じました。大人になってからの方が、響いた気もします。今回も家族のお話ですし、野原一家に加えて屁祖隠一家という新しい家族が出てくることで、より「家族の絆」というテーマが強まっていて。絆にも色々な種類があるけれど、みんなで一致団結する感じが素敵だなと思いました。最初はずっと“おふざけ”していても最後には頑張る、しんちゃんの良さもすごく出ていましたね。予告映像でもありましたが、たとえひろしとみさえが本当の両親じゃなくても、自分にとっては大事なお父さん・お母さんなんだ、というシーンなどは感動しました。■激しいアクションの声の演技に初挑戦
―『クレヨンしんちゃん』シリーズの特徴として、キャラクターがコミカルなぶん、テンションの上下の幅が広い点があるかと思います。演じる際、難しさなどはありましたか?途中でアクションが出てくるところは難しかったですが、一貫してキャラクターの「母としての芯の強さ」があったので、エンジンはかかりやすかったですね。橋本昌和監督も、シーンが変わるごとに「もうちょっと声のトーンを高めで」など、すごく的確にアドバイスをしてくださいました。アクション部分は、一回流れで録って、その後にアクション時の息遣いや「うっ」「あっ」といった声だけを録りました。これが作品の中でどう使われているのか、劇場で観るのが楽しみです。■演者としての経験を底上げした朝ドラとの歩み
―川栄さんの中で、演技面で「これは大きかったな」と思う経験には、どのようなものがあるのでしょう。AKB48を卒業して初めて本格的に連続ドラマに出させていただいた『とと姉ちゃん』(2016年)は、すごく大きかったです。ずっと朝ドラのオーディションを受けていたので出演できたこと自体が嬉しかったですし、幅広い年代の方と一緒にお芝居できたことは自分の中で大きな財産になりました。朝ドラだと、『カムカムエヴリバディ』(2021〜2022年)を経験して「やっぱりお芝居って楽しいな」と強く感じました。これまでヒロインや主演をあまりやったことがなかったので、自分がずっと出演している経験が新鮮で。セリフもたくさんあるし、覚えることが多くて大変でしたが、そのぶん達成感は特別でした。もっといろいろな方とお芝居できたらと感じました。今回のように、本職の声優さんではないのに呼んでいただけたことは本当にありがたいですし、これからはもっと幅広く、今まであまりやってこなかったお仕事にも挑戦できたらと思います。
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