ジェニファー・ロペスが語る! セレブ歌手の“結婚”ロマコメ『マリー・ミー』 「内面の痛みをさらけ出すのは難しい」
2022年04月22日 11時30分 BANGER!!!
■ジェニロペ入魂のロマコメ
祝・リアル『マリー・ミー』! 先頃、ベン・アフレックとの20年ぶり2度目の婚約を発表したジェニファー・ロペス。彼女の主演最新作『マリー・ミー』は、ジェニファー自身を思わせる大スター、キャットが、赤の他人である数学教師チャーリー(オーウェン・ウィルソン)といきなり結婚をするというハッピーな王道のロマンティック・コメディで、ジェニファー自ら製作を手掛けた思い入れたっぷりな作品だ。■「主人公と自分が近いからこそ、内面の痛みをさらけ出すのが難しかった」
―キャットは音楽界のスーパースターです。なぜ彼女はいきなり、見知らぬ人と結婚してしまうのでしょうか?キャットはベテランのアーティストで、音楽業界でのキャリアにはとても自信を持っています。ところが彼女のパーソナル・ライフは正反対。でも、オーウェン・ウィルソンが演じるチャーリーが彼女の人生に現れたことで、大きく変わる。それは人生が永遠に変わるような出会いであり、彼女の価値観も変えてしまう。とても美しい旅が始まるんです。それまでの彼女はセレブではあるけれど、出口を見失った状態で、どうしたら幸せになれるのかわからずにいた。キャットが求める幸せとは、愛する人と暮らすこと。とても普通のことだったのだけれど、もう手に入らないと思っていたんです。でも、オーウェン演じるチャーリーは「それは可能だよ」と教えてくれる。キャットが今まで手にしたことのない真実の愛を、そして本当の“ホーム“を持つことはできるんだ、って。■「(劇中歌は)私自身の人生をも表すような歌」
―あなたはマルチな才能の持ち主ですが、何かできないことはあるんですか?もちろん、たくさんあります(笑)。挙げたらキリがないほど。でもラッキーだと思うのは、自分がやりたいことを実現できたこと。今、キャリアで一番良い時点にいると思います。自分の持つ能力を見抜き、自信を持ち、そこに邁進する。若いころはもっと危なっかしかったし、手探り状態でした。でも今は、はっきり自分というものがわかっているし、自分が信頼できる。そういう地点に立っているって素晴らしいと思いますね。ただ何が苦手かといえば、バスケなんかの球技は全然ダメ(笑)。■「私とパートナーの二人だけで静かに過ごすのが理想」
―『ウェディング・プランナー』(2001年)をはじめロマンティック・コメディへの出演が多いですが、このジャンルに思い入れがありますか?とっても! 映画ファンとして、昔からロマンティック・コメディが大好きで、それで育ってきたようなものです。私の最愛の映画の一つである『恋人たちの予感』(1989年)をはじめ、『キスへのプレリュード』(1992年)など一連のメグ・ライアン作品や、あの時代のロマコメが大好き。ジュリア・ロバーツの映画もね。ひさしぶりにロマコメに出演できて、まるで実家に帰ってきたような気分です。でも、実はこの後もう一本ロマコメ(『ショットガン・ウェディング(原題)』)があって、もっと出たいと思っています。ただこのジャンルで難しいのは、毎回、何か新しいアイデアを発明しないといけないところ。最後には結ばれることがわかっている二人の、そこに至る過程をいかに面白くできるか、それが勝負なんです。お互いにどう惹かれ合い、相互作用が生まれるか……。その点がよくできている作品を、今後もぜひやりたいですね。S・ローゲン&C・セロン共演『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』ラブコメ大好きジェーン・スー&高橋芳朗による絶賛トーク!!
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