いまエジプトがアツい!?『ハムナプトラ』古代トリビア&“ミイラ復活”シリーズ砂漠アドベンチャー解説!!

いまエジプトがアツい!?『ハムナプトラ』古代トリビア&“ミイラ復活”シリーズ砂漠アドベンチャー解説!!
『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』©1999 UNIVERSAL STUDIOS. ALL RIGHTS RESERVED.

■『ハムナプトラ』を楽しく見るためのトリビアあれこれ

もうすぐ夏だ、アウトドアだ、アドベンチャーだ! というわけで、砂漠のアドベンチャーに古代エジプトのミイラの復活という超常現象を織り交ぜた楽しい冒険活劇『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』(1999年)を取り上げて、“知らなくても生きていけるが、知っているとちょっと自慢できる”、『ハムナプトラ』トリビアを幾つか。

■その1:ミイラ再生

『ハムナプトラ』の原題は『The Mummy』といって、つまりミイラのこと。実は本作は1932年製作のカール・フロイントが監督した『ミイラ再生』(原題『The Mummy』)のリメイクなのだ。オリジナル版ではフランケンシュタイン役者として一世を風靡したボリス・カーロフが、ミイラから再生する高僧イムホテップを演じた。

監督のカール・フロイントはF・W・ムルナウの『最後の人』(1924年)やフリッツ・ラングの『メトロポリス』(1926年)といったドイツ表現主義映画の傑作の数々の撮影監督を務めた人で、ハリウッド移住後はテクニカラーの開発にも協力した。
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■その2:『ハムナプトラ』って?

邦題に使われた“ハムナプトラ”とは、映画の中では“生者の都”テーベに対する“死者の都”とされるが、これはまったくの作り話。テーベの方は確かにエジプトに実在するが、死者が葬られた墓所といえば“王家の谷”のことで、ハムナプトラという名の町はエジプトには存在しない。実は、エジプトではなくインドにある。19世紀半ばに鉄道建設中のイギリス人技師が偶然掘り当てた、紀元前19〜17世紀の古代都市の名なのである。

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一方のレイチェル・ワイズは1971年3月7日生まれ。父親がハンガリー人なので、本当はワイズではなくヴァイスと発音する。ケンブリッジ大卒の才媛で、アクションからシリアスな演技まで何でもこなし、2005年には『ナイロビの蜂』でアカデミー助演女優賞を受賞。『レスラー』(2008年)『ブラック・スワン』(2010年)の監督ダーレン・アロノフスキーと、『ファウンテン 永遠につづく愛』(2006年)に出演したのがきっかけで交際し、アロノフスキーとの間に1児をもうけたが2011年に破局、現在のパートナーはダニエル・クレイグ。勝ち気で男勝りのエヴリンは、案外彼女の素に近い役かもしれない。なお、シリーズ3作目でマリア・ベロに役を譲っている。

文:齋藤敦子『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』はCS映画専門チャンネル ムービープラス「ハムナプトラ イッキ観!」で2022年5月放送

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