草川拓弥と西垣匠のピュア恋に悶絶!『みなと商事コインランドリー』は“温かく見守りたい”癒し系BLドラマ

草川拓弥と西垣匠のピュア恋に悶絶!『みなと商事コインランドリー』は“温かく見守りたい”癒し系BLドラマ
©缶爪さわ・椿ゆず/ KADOKAWA/「みなと商事コインランドリー」製作委員会

■草川拓弥×西垣匠=『みなしょー』

なんて、温かいドラマなのだろう……。恋に臆病なアラサー男子と、ピュアすぎるイケメン男子の恋を描いた『みなと商事コインランドリー』(テレビ東京系/以下、『みなしょー』)が、“癒される”と話題を集めている。

本作の舞台となるのは、主人公の湊(草川拓弥)が管理人を務める古びたコインランドリー・みなと商事。ある日、シンこと慎太郎(西垣匠)が客として訪れたところから、2人の恋の歯車が勢いよく回り始める。海辺で繰り広げられる夏の恋――。誰もが、忘れられない“あの夏”を思い出せるような作品になっている。

主演の草川拓弥は、ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(2020年:テレビ東京系)での好演が記憶に新しい。同作で演じた六角は、安達(赤楚衛二)と黒沢(町田啓太)の後輩で、お調子者な性格。草川は、的外れなところもあるが憎めない六角の“愛らしさ”を、見事に表現していた。ゆえに“後輩感”がある役柄がハマるのだな……と思っていたが、現在『みなしょー』で演じている湊は、六角とは対照的なキャラクター。都会のブラック企業で疲弊して地元に戻ってきたため、笑っていても“闇”が見える瞬間がある。

■恋を阻害する“あからさまな悪意”が存在しない、やさしい世界

そんな『みなしょー』のいちばんの魅力は、典型的な悪役が出てこないところにある。わざわざ2人の仲をこじらせようとする人はいないし、同性愛に対して偏見を持っている人もいない。実際、湊がゲイであると知った時も、シンはありのままを受け止めた。さらに「湊さん。俺、性欲あります!」という宣言まで。同級生に「男の人が好きなの?」と聞かれて、「それは考えたことなかった。俺の好きな人は、男だけど」と答えるところも彼らしい。

シンの妹・桜子(豊嶋花)も2人の恋を応援しているようだし、湊の元カノ・咲(井上小百合)も「バカみたい。隠さずに言ってくれればいいのに!」とあっけらかんと受け入れる。おそらく湊とシンの恋は、このまま成就するのだろう……と思ったが、ここに強敵が現れる。というよりも、湊の心のなかには高校時代の顧問・佐久間先生(福士誠治)の存在がずっとあったのだ。

やさぐれていた高校時代の湊を、光の道へと救い出してくれた佐久間先生。“水泳”という希望を与えてくれ、どんな時でも味方でいてくれた。人生を大きく変えてくれた人のことを、そう簡単に忘れられるわけがない。ただ、いつまでも過去にとらわれ続けるわけにもかないのが、むずかしいところである。湊は佐久間先生を吹っ切って、次の恋に進むことができるのだろうか。

10年前に湊に恋に落ちてから、ずっと“初恋”を大事にしてきたシン。高校でかなりモテている描写があったが、あくまで湊一途なのだろう。彼のまっすぐすぎる瞳が、湊を過去からすくい上げてくれることを願う。 文:菜本かな 『みなと商事コインランドリー』はテレビ東京にて毎週水曜深夜0時30分より放送中

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