本作で主人公アリスを演じるフローレンス・ピューは、2014年のミステリー映画『フォーリング 少女たちのめざめ』でデビューを果たし、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』では米アカデミー賞/英アカデミー(BAFTA)賞にノミネートされるなど、名実ともにハリウッドを代表する女優。スカーレット・ヨハンソンと共演、人気キャラクターブラック・ウィドウの妹エレーナ・ベロワを演じ、力強いアクションなども披露したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品『ブラック・ウィドウ』の公開で彼女の人気はさらに広がり、今後の出演予定作品にはNetflix配信による『The Wonder(原題)』、ユニバーサルのアニメ『Puss in Boots: The Last Wish(原題)』、ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、オースティン・バトラーと共演となる『Dune: Part 2(原題)』など話題作や注目作が目白押しとなっている。
そんな彼女の名を一躍広めたとされるのが、家族を失ったトラウマに苦しみ続け、恐怖の底に追い詰められている大学生ダニーを見事に演じ切った『ミッドサマー』。動揺や恐怖の心情を表現する細かい息遣いから、泣き・叫ぶ演技までその表現力の高さに賞賛の声が集まり、一部のファンの間では“スリラーの女王”などとも呼ばれているフローレンス・ピューだったが、今回本作で演じたアリスについても日本国内外問わずその評価は非常に高く、「彼女の演技に惹き込まれた。彼女なしでは語れない。」「ミッドサマーでの怪演再びという感じ」「ミッドサマー軽く超えてきた」「狂っているのは自分の方だと思わされる人間を演じるのが上手すぎでは……?」「フローレンス・ピュー史上ベストのフローレンス・ピューだった」など絶賛の声が鳴りやまない。
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