柳楽優弥「監督にとって『ガンニバル』は大好物のテーマだと思う」 鬼才・片山慎三が描く“濃厚な人間描写”と“エンタメ”の好バランス
2023年01月26日 12時00分BANGER!!!

■日本が誇る鬼才監督
主演・柳楽優弥、監督・片山慎三、脚本・大江崇允で贈る日本発ディズニープラス「スター」オリジナルシリーズ『ガンニバル』。回を重ねるごとに深まっていく謎、先の見えない怒涛の展開とキャスト陣の怪演に絶賛の声が多く上がっている中、特に大きな注目となっているのが本作のメガホンをとった片山慎三監督への賛辞だ。 SNS上では「ガンニバルすっげー!! ファーストカットから『片山慎三!!!!!!!!!』って感じ!! ブチ上がるわあ」、「ガンニバル、鑑賞してるけど映像の質感から、撮影の構図まですげー映画映画してて、日本の田舎をこれでもかと立体感溢れるリッチな絵で見せてくれる。ポン・ジュノの作品かと勘違いしてしまうくらい。片山慎三監督、素晴らしいね」、「片山慎三作品はどれもこれも登場人物たちの心の痛みを見せるだけでなく、観客である我々も心が痛むんだよなあ」といった声があがっており、片山監督の手腕が称賛されている。■柳楽優弥「片山監督は人間の弱さや心の闇を包み隠さず、きれいごとにせず表現する」
そんな片山監督について、本作で主演を務めた柳楽優弥も「この作品は片山監督にとって大好物のテーマだったと思うんです(笑)」と笑顔でコメント。また柳楽は「現場では『まだここは怒らないようにして』とか、『ここは豪快にやりましょう』とか監督がおっしゃっていましたね」と、“人間の本性を裸にする”片山監督の演出にコントロールされることを意識したと語っている。■「どんな人がご覧になっても共感していただける」
日本映画界の未来を担う片山慎三監督のさらなる飛躍を予感させる本作だが、片山監督自身はこれまでの濃厚な人間描写をより見やすくするためのバランスを意識したという。『岬の兄妹』『さがす』などは“伝わる人だけに伝わればいい”みたいな感じで、ちょっと不親切な部分が自分の中にあったんですが、今回は15歳未満の人でなければ、どんな人がご覧になっても共感していただけるものがあると思っています。そうあってほしいと思いながら作りました。自分のクセの強い部分を抑えることを含めて、それが僕の中ではいちばんのチャレンジでした。日本が誇る最高峰の豪華キャスト、豪華スタッフが自信を持ち全世界は放った渾身の一作は、一度観たら逃れられない強烈な没入感を感じさせる。日本ドラマの概念を覆す、戦慄のヴィレッジ・サイコスリラー超大作『ガンニバル』に引き続き要注目だ。 『ガンニバル』はディズニープラス「スター」で独占配信中
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